地球のステージスタッフによる日誌です。その日の公演の様子や、なにげない毎日の様子をお伝えしていきます。
みなさんどんどんコメントをお寄せください。ステージに関すること、広く伝えたいことなど書き込んで、つながりの輪を広げていきましょう。

ゆかりさん、九州へ!

2017.01.21 Saturday

昨日から仙台空港発のIBEXの機材故障が深刻で、ひょっとしたら朝一番の福岡空港行きが飛ばないかも知れないという状況の中、早朝の仙台空港に大川ゆかりさんが現れてくれました。

 「六年目の津波篇」でもうご存じの方も多い大川ゆかりさんは、ご自宅と次男の駿君(当時閖上中学校2年生)を亡くしていらっしゃいます。今日は福岡市母と女性教師の会の皆さんが地球のステージ2とそんな大川ゆかりさんの「語り」を呼んで下さいました。

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 予想に反してIBEXは定刻に近く福岡空港に着いたので、レンタカーで太宰府天満宮に向かいました。九州初上陸のゆかりさんと受験シーズンで混む太宰府を歩いていると、息子の駿君がついてきてきてくれているような穏やかな陽の光の中、「飛梅」にはもう梅の花が咲いていました。

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 ステージの二番を終えたあとのゆかりさんの語り。これまで何回か聞いているゆかりさんの語りですが、今日もまた新しい内容と組み合わせ、そして口調でした。毎回聞く度に発見と感動があるゆかりさんの語り。今日も多くの皆さんが涙されていましたが、それは決して悲しいものだけではなく、これから私たちがどう生きていくといいのかの示唆に富むものでした。

 今日は生き残った長男の泰輝(たいき)君の話も聞けてよかったです。

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 みんな、子どもや弟を守れなかったという強い後悔の念を持ち続けています。だからこそ、これからの防災減災、命を大切にしていくための問いかけを大切にしているのです。

 あなたの町で、また大川ゆかりさんや丹野裕子さんの語りを呼んでみませんか?

 

桑山紀彦

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被災地の中でのステージ

2017.01.21 Saturday

今日は津波被災地のど真ん中、宮城県石巻市、牡鹿半島にある牡鹿中学校のステージでした。

 途中、協力隊OVの菅野さんが渡波のお母さんと一緒に立ち上げた「ワタママ食堂」に寄ってお弁当を買いました。

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 温かいお弁当。これで400円だからびっくり。明るい声のお母さんたちが素晴らしい食堂とお弁当屋さんを展開しています。ぜひ皆さんもお寄り下さい。グーグルマップでも「ワタママ食堂」出てきます。

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 さて、牡鹿中学校校長の増子先生とは長いお付き合いですが、ご自身が石巻市立湊中学校の教頭先生でいらっしゃった時に被災して、命からがら生き残った先生です。その後門脇中学校に移られてから3年間呼んで下さり、今回は校長先生として牡鹿中学校に赴任されていたのでした。

 牡鹿中学校は震災の一年前牡鹿半島にある3つの中学校が一緒になってできた新しい中学校です。でも新制一年後、津波に襲われました。鮎川という豊かな港町にありますが、少し高台にあったので避難所となってきました。鮎川の町はまだまだ復興の途中で平たいままでした。

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 今日は世界の国々をめぐりながら「どうやって困難に向き合うか」というテーマでステージを組みました。なかなか直接的な津波の話はできませんが、世界の出来事に触れながら「みんなはあの津波にどうやって向き合ってきたのか?」と問いかけながらすすめました。

 その後大川小学校にお参りして、久しぶりに佐藤敏郎先生のお宅におじゃましました。

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 6年生でなくなったみずほさんに手をあわさせて頂き、いつもの居間に入ると、いつものようにおばあちゃん(敏郎先生のお母さん)が、ご飯をごちそうして下さいました。今日はキノコのたくさん入ったおそば、そしておでん。いつ食べても心のこもったおばあちゃんの料理は最高です。みずほさんも、お姉ちゃんのそのみちゃんもこのおばあさんのご飯を食べてきたのでしょう。もちろんお母さんのかつらさんもお元気そうでした。

 敏郎先生、今は「一六歳の語り部」を支えながら、ご自身の公演でも全国を飛び回っています。なんとも幸運なことに今日はご自宅にいらっしゃいました。

 これからも機会あるごとに、訪れたいと思います。

 明日21日(土)は1月の「大川伝承の会」です。10時と14時から大川小学校の現場で大切な語りがあります。ぜひおいで下さい!

 

桑山紀彦

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甲府のステージ

2017.01.19 Thursday

今日は久しぶりの甲府でのステージでした。

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 昨年これまた久しぶりに山梨県国際交流協会の皆様が呼んで下さった事がきっかけで、こうしてつながりました。

 今日は公文の先生方の研修会です。

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 意識化された皆さんですので、その公演中の雰囲気は本当に深い理解と葛藤と、平和と戦争と…。相反する感情が交じり合いながら進んでいきました。質疑応答で交わされる言葉も思慮深いもので、公文という教育システムの深さを知る思いでした。

 公演の帰りに旧「甲府ユースホステル」に寄り、いまそこで創作活動を続ける高崎さんと再会して今後のイベントについて話し合ったあと、富士山の空撮に向かいました。

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 冬の富士山の空撮はなかなかできませんでしたが、今日はいい天気です。風はかなり冷たい感じでしたが富士ヶ嶺で新しい3号機ドローン「MAVIC Pro」を飛ばし、帰路につきました。

 あっという間の海老名。富士山が近くなったことを実感しました。

 今週末は大川ゆかりさんの福岡での語り部です。

 いい形でゆかりさんの想いが九州に届きますように。

 

桑山紀彦

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長野の中学校

2017.01.17 Tuesday

今日は長野県箕輪町の箕輪中学校でのステージでした。

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 呼んで下さったのは協力隊OVの深谷先生でした。駒ヶ根訓練所のステージをご覧になり、ぜひ!ということでつながりました。

 校長先生は5年間駒ヶ根市の赤穂中学校の校長先生でいらっしゃったので、何度もJICAのイベントに参加されている国際協力通です。こうしてまた駒ヶ根訓練所のステージの展開が拡がりました。

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 箕輪中学校は町で唯一の学校なので総勢700人を越えていますが、本当に誠実に、我慢強く、前向きに聞いてくれました。まさに素晴らしい長野県の中学校でした。隣県静岡県も素晴らしい子どもたちばかりですが、長野の中学生もすごい!

 今日も海老名事務所から2時間少しで着いてしまいましたが、これから長野の学校が増えるといいなあ、と思っています。

 明日は久しぶりの甲府のステージ。公文の先生方の集まりです。とっても楽しみです!

 

桑山紀彦

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十勝の元気

2017.01.14 Saturday

今日も朝から帯広を中心とした撮影でした。

 

 十勝平野 日高山脈を望む

 

 JICA帯広国際センターの代表、遠藤さんはもう10年も前に広尾の「地球ひろば」でステージを見て頂いて以来の再会でした。朝から晴天で放射冷却現象による冷え込みは気持ちいいほどですが、ドローンにとってはなかなか厳しい環境。零下20度を下回るとバッテリーがうまく機能しなくなるとは聞いていましたが、飛ばす前にホッカイロで暖めて飛ばすとなんとか飛んでくれます。しかし、このMAVIC Proは「スポーツモード」といって60km/hを越えて70km/hまで出すことができるのですが、それをすると機体が極端に冷えて、今日も上空でバッテリー・エラーが出ました。それでも美しい十勝平野の空撮ができて、改めて十勝、帯広の魅力を知ることとなりました。

 

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 加えて遠藤さんに連れて行ってもらえた尾藤農産の尾藤社長のお話は本当に感動でした。尾藤さんはJICAの草の根技術協力でモンゴルの土壌改良の国際協力を手がけています。

「ないない、って思っていたらつまらないけど、あるあるって思ったらこんな素晴らしい環境はない。私たちは様々な試みをすることで農業を続けるモチベーションを維持していっているのです。」

 ちょうど尾藤さんの長男さんが通りかかったのですが、思わずインタビュー。

「僕は、ここで仕事ができて幸せです。でも、親父と同じことをやっていたらいつかは行き詰まる。だからここを舞台に、自分にしかできないことも探していきたいです。」

 立派な協働従事者でした。

 

尾藤さん(左)とJICA帯広代表 遠藤さん(右)

 

 十勝は元気です。その元気さをJICAが支えている。JICAは決して海外に向けての国際協力だけではなく、こうしてニッポンを元気にする活動もやっているのです。3月4日、札幌での初公演に向けて帯広の映像を入れる作業に入りました。

 請うご期待!

 

桑山紀彦

 

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