地球のステージスタッフによる日誌です。その日の公演の様子や、なにげない毎日の様子をお伝えしていきます。
みなさんどんどんコメントをお寄せください。ステージに関すること、広く伝えたいことなど書き込んで、つながりの輪を広げていきましょう。

助産師になったリサ

2016.08.28 Sunday

今日、リサに逢いました。

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 2006年5月27日に発生したジャワ島中部大震災は6000人以上の死者を出す大きな災害でしたが、救援で関わったデリンゴ郡のテロン村には、たくさんの子どもたちが避難していました。そこでテロン第一小学校を舞台に「心のケア」を展開していったのですが、その中にいたのがリサでした。

 大人しい感じでなかなか自己表現が難しいかと最初は思ったものの、本番では見事に主役をこなすなど素晴らしい表現力を持っていたリサは、2年目のケアでは中心人物となり、忘れられない一人となりました。

 その後「ポストマン」という民放の番組で再会したり、受験で国立大学医学部に合格しながらも、賄賂を求められみんなで悩んだり…。本当にいろんなことがありました。でも自分の意志で助産師学校に入り、「地球のステージ」は「リサを助産師にする事業」を展開。3年間の学費を支援しながら彼女の卒業を待ちました。そしてこの夏、ついに彼女は助産師学校を卒業し、晴れて助産師となりました。

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「みんなに感謝しています。これから経験をいっぱい積んで「地球のステージ」と一緒に働けるように頑張りたいと思います。」

 とっても嬉しい言葉でした。

 少なくとも2年間ほど現場で臨床経験を積んだら、是非東ティモールの現場に入ってほしいと思っています。もう昔のような対立を越えて、若い人材同士が交流することも、東ティモールとインドネシアの関係改善のために必要なことだと思います。

 そして何より、

「地震があったから、私は自分の夢を見つけた」

 というリサが、もっともっと大きな夢を描けるような環境づくりこそ大切だと思っています。

 皆さん、3年間のご支援ありがとうございました。リサは立派に助産師になりました。

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桑山紀彦

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助産師になったリサ

2016.08.28 Sunday

今日、リサに逢いました。

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 2006年5月27日に発生したジャワ島中部大震災は6000人以上の死者を出す大きな災害でしたが、救援で関わったデリンゴ郡のテロン村には、たくさんの子どもたちが避難していました。そこでテロン第一小学校を舞台に「心のケア」を展開していったのですが、その中にいたのがリサでした。

 大人しい感じでなかなか自己表現が難しいかと最初は思ったものの、本番では見事に主役をこなすなど素晴らしい表現力を持っていたリサは、2年目のケアでは中心人物となり、忘れられない一人となりました。

 その後「ポストマン」という民放の番組で再会したり、受験で国立大学医学部に合格しながらも、賄賂を求められみんなで悩んだり…。本当にいろんなことがありました。でも自分の意志で助産師学校に入り、「地球のステージ」は「リサを助産師にする事業」を展開。3年間の学費を支援しながら彼女の卒業を待ちました。そしてこの夏、ついに彼女は助産師学校を卒業し、晴れて助産師となりました。

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「みんなに感謝しています。これから経験をいっぱい積んで「地球のステージ」と一緒に働けるように頑張りたいと思います。」

 とっても嬉しい言葉でした。

 少なくとも2年間ほど現場で臨床経験を積んだら、是非東ティモールの現場に入ってほしいと思っています。もう昔のような対立を越えて、若い人材同士が交流することも、東ティモールとインドネシアの関係改善のために必要なことだと思います。

 そして何より、

「地震があったから、私は自分の夢を見つけた」

 というリサが、もっともっと大きな夢を描けるような環境づくりこそ大切だと思っています。

 皆さん、3年間のご支援ありがとうございました。リサは立派に助産師になりました。

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桑山紀彦

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東ティモール最終日

2016.08.27 Saturday

今から東ティモールを出国し、ジャワ島のジョグジャに向かいます。

 ジャワ島のリサに逢いに行くためです。

 

 東ティモールでの活動はとても順調です。陽さんがしっかりとマネージメントし、アイダが粘り強い努力で村人の信頼を勝ち取ってきました。多くの成果がこの3年間で出てきたと思いますが、来年以降はJICAから外務省にシフトしてNGO連携無償資金というODAの申請を行っています。通れば3月以降、また3年間のプログラムが始まります。

 

 さて、ディリ市内にある大きなショッピングモール「ティモール・プラザ」の2階の奥に「Kor Timor」というお店があります。

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 女性の自立のためにつくられたNGOですが、そこでの産品が売られています。質も高く、少々値段は高めではありますが、今回仕入れましたので、10月1日〜2日のグローバル・フェスタに出店するときに販売しようと思っています。

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 是非皆さん、「地球のステージ」初のグロフェスへの出店なので、多くの人に来てほしいですね〜!

 

 その「Kor Timor」で働いているのがベティでした。

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 ベティは2000年に僕が入ったときにずっと泊まっていた家の娘さんで、当時は大学を目指す高校生でした。

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(写真の向かって左端、赤い服を着ているのが高校生のベティです)

 

 経済学部に入って商売を展開し、この国の発展に寄与したいと夢を語っていましたが、なんとしっかり経済学部を卒業し、今は仲間とこの「Kor Timor」というNGOを作り、その産品を販売しています。いわゆるフェアトレードを興したわけです。

「懐かしいね、ベティ!」

「変わってないね〜、ドクターK。相変わらずバイロピテ?」

「うん、ダンとは一緒に働いているけれど、今はアイダと一緒に山に入ってハトリアの健康増進の仕事してるよ。」

「もう何年になる?」

「16年だよ〜。」

「お互い歳とったね〜!」

「アハハハ〜」

 相変わらず元気なベティでした。

 

 こうして東ティモールでもちゃんと夢をかなえている人がいます。

「次に来たら、絶対にうちにご飯食べに来てね〜。」

「もちろんだよ!」

 ベティの笑顔は昔のままでした。

 

 次回はスタディツアーと共に12月に来られるかな?

 これからも長く関わりたい東ティモールをあとにしました。

 

桑山紀彦

 

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東ティモール4日目

2016.08.26 Friday

ついに、東ティモールの運転免許証を獲得しました。

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 この8月から東ティモール政府は、国際運転免許証による外国人の運転を認めない方針を打ち出しました。元々そういった国際規約の同盟には加盟していない東ティモールなのですが、国際運転免許証があればあまりおとがめを受けることはなかったのです。でも、しっかりと東ティモールの国が発行した正式なライセンスを持たなければならないという決まりになりました。

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 今回アイダのおかげで非常に短期間にこの正式な免許証をもらえることになったのですが、こうやって国は「体裁」を整えていきます。もちろん時には不便に感じることもありますが、それでもこの国が国として成り立っていく、一つの表れであったと思います。

 もちろん最大限の気の引き締めで運転は最小限度に留めていきたいとは思いますが、それでも公式に運転できる身になったことはこの国の発展に寄与したことかも知れないと思いました。

 

 さて、今日も事務所でデスクワークが多かったのですが、時間を見つけてドローン撮影を行いました。北海岸線の美しさは言葉に表せないほどですが、その入り口にあたる入り江の意味は美しく、引き潮の中、人々が浅瀬で漁をしていました。

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 夕方、夕陽が沈む頃は東の岬の先端。クリストレイの岬の撮影を行いました。キリスト像を空から間近にみることは、非常に荘厳な想いになりますし、この国の宗教観を見事に表している光景でした。

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 我が仲間たち。

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 向かって左から、アイダ(医師)、マヌエル(看護師)、サビーヌ(運転手)、桑山、カーラ(会計)、石橋優子、そして陽さんです。

 みんな気持ちでつながっています。

 

桑山紀彦

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東ティモール3日目

2016.08.25 Thursday

今日はハトリア郡のファトボル村にSISCa(包括的保健推進事業)で巡回診療に出かけました。

 ファトボル村はずいぶん長く関わって来ている山間の村ですが、健康を守るための保健事業はずいぶん発展したなあ、と思います。

 全く何もない時代から、最近の発展をみてみると東ティモールのこの16年の進歩がとても頼もしい感じです。アイダも最近は本当に自信と確信を持ってこの巡回診療にあたっています。最近はそんなアイダを支援することが中心で直接患者さんを診ることは少なくなりましたが、その一つの理由にこういった村にも医師が配置されるようになったことです。だから基本的に日々診療しているという状況が生まれているということなのです。

 それでも残念なのは、その医師たちに全くやる気がなく、その職責を果たしていない人が高率でいることでしょう。それでも彼ら彼女らの身になってみれば同情もわきます。なぜならこの国に医学部がないということで、キューバに連れて行かれ、そこで言葉もままならぬままに詰めもみ教育をされ、聴診器のあて方も教えてもらえないカリキュラムを終えてようやく帰ってきたら、先輩も指導者もいないたった一人の山村の診療所に行けといわれ、そこで「しっかりやれ」とだけいわれて孤立しているのです。

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 それでは医師たちもやる気を失っても仕方ないとさえ思えてきます。ほとんど患者さんの診療に熱意もなく、暇があれば首都のディリに降りていき、村には居着かない医師たち。困ったものだとみんなが思っていますが、実は医師たちも「どうすればいいんだろう」と思っています。

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 だから僕たち「地球のステージ」はこれからもこの分野で活動を継続していきたいと思っています。アイダはそんな医師たちにも寄り添い、理解を示しながら粘り強く診察の方法を伝えようとしています。うちの現地駐在菊地陽さんも基本的には「指導」を中心に現地への技術伝達を基本としています。いい仲間に恵まれて良かった〜。

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 そんな中、今日もドローン撮影で山道を行く2台の「地球のステージ」クルマの様子を捉えてみました。こんな映像を今後の「地球のステージ」でも使っていきます。

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桑山紀彦 

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