コロナの3年間でも様々な工夫をして下さり、決してあきらめず呼び続けて下さっている日吉ヶ丘高等学校。
コロナの期間は2年生のみでホールに集まっていましたが、今年はついに4年ぶり、1,2年生の2学年がホールに集まり満席でした。
今回も先月支援に入った「トルコ大地震救援篇」を入れながら、でもみんな初めての公演なので基本を押さえながらの内容としました。
日吉ヶ丘も終わったあとの交流会があります。ホールでの開催なのでステージのヘリに座って客席に座った生徒さんといろんな意見交換。いつも思うのは、居残って下さる先生方がとても多く、本当に優しい眼差しで子どもたちを見守っていらっしゃるということ。
そんな中質問に立った先生が、
「今の自分の年齢ではもう世界と関わるということは難しいと思っていましたが、皆さんが外務省が持つODA、つまり税金を使ってこの活動の多くの部分をしていることが知れたので、税金を払うという行為がこの活動を支え、自分もそういう形でちゃんと協力しているのだということがわかったことがとても大きな収穫でした。」
と言ってくださいました。
ウガンダ、東ティモールの事業はその多くが税金を使わせて頂いております。もちろん皆様の支援やこの公演を開くということも、確実に国際協力で使われる予算の原資です。
その先生はうちの優子ちゃんが、
「あの先生は東ティモール篇の時、涙を拭っておられた。」
と見ていました。心優しき先生たちのいる日吉ヶ丘高等学校。また来年!
桑山紀彦