今日は男の子と海へ行く日です。 2009年8月からこのチームと一緒に活動していますが、中でも中心人物のモハマッドはいろんな意味でインパクトのある少年です。 2009年の描画セッションでは、 「空爆にさらさ…
月別: 2011年7月
美しきアッラー
今日は一日女の子たちと海でした。 2003年の7月、僕たちはタハニと海に行きました。イスラエル軍の厳しい包囲の中、アブ・ホーリの検問所を抜けてガザの海に行ったあの日を思い出します。厳しい空爆や占領が続く中奇…
ワークショップ
今日はみんなとワークショップです。 いつも一緒に活動しているのはダルウィーッシュが代表を務めるエル・アマル学校に併設する「サナブリ・クラブ」の子どもたち。 この子たちは学校が終わったあと、このエル・アマル…
ガザ入域
入域が厳しく制限されているパレスチナ自治州ガザ地区。 僕たちはいつものように許可をとって入域を果たしました。ただ、今年は熱波が尋常ではなく、エレズの検問所のゲート通過の間、ひからびそうでした。 さて、ガザ…
イスラエル入国
今回は実にスムースにイスラエル入国を果たしました。 かつてこの8年の中には苦汁を飲むこともたくさんありました。特にパキスタンやイランなどの国で救援活動をした同じパスポートは困難を伴います。いきなりテロリスト…
パレスチナ、ガザ地区へ
昨日より正常化した仙台空港です。 この日を待っていました。 まず2階が普通に戻っていました。 ああ、泣けてくる。「普通」ってなんてすばらしいことなんだろう。ANAの皆さんとも笑顔で挨拶ができました。いつ…
失われた時の中で
「昨日、ようやく息子のための仏壇が届いたんだよ。仏壇が来ると“いよいよ仏様になるんだな”って気がして寂しくなった。私を探しに来なけりゃ、今も二人で暮らしていられたのにな。息子は先に逃げた私のこと探し回って、津…
哀しき緑
今、名取の田んぼはどうなっているでしょうか。 緑が生い茂り、草いきれが激しく香ります。でもこれは雑草です。夏が来て緑は一斉に背比べをしています。そう、塩水かぶっても雑草は育ち、田んぼはあぜ道が丸いまま緑の雑…
いのちの携帯電話
私たちにとって身近な携帯電話。そのひとに、その人なりの日常がしみこんだ携帯電話が宝物の人がいます。 生きていれば、それはいつでも更新可能で、つけていたアクセサリーだって付け替えればそれで大丈夫。録音されていた…
シンボルとしての再建
久しぶりに養豚業の裕輝(ゆうき:実名)さんと会いました。 彼は仙台空港の横で3000頭の豚さんを飼育し、「蔵王ありが豚(とん)」として売り出してきました。 順調に見えた養豚業でしたが、津波ですべてが破壊さ…