地球のステージスタッフによる日誌です。その日の公演の様子や、なにげない毎日の様子をお伝えしていきます。
みなさんどんどんコメントをお寄せください。ステージに関すること、広く伝えたいことなど書き込んで、つながりの輪を広げていきましょう。

ミャンマー入り

2017.05.06 Saturday

ミャンマーに着きました。

 首都のように思われているけれど実は首都ではない最大の都市ヤンゴン(首都はネピドーなのだと、いつも熱い高校地理教師、落葉先生が指摘して下さるので、今日は”先手”です)。降り立つとそこは34度の熱波が待っていてくれました。

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 盟友タンナインさんはもともとWAZOトラベルという旅行代理店のガイドさんということで知り合いましたが今では友となり、このパオ族の皆さんへの教育支援を共に支えてくれています。

 空港に出迎えてくれたタンナインさんとさっそくご飯を食べに行きましたが、決してこっちに払わせようとしません。これがミャンマーの人々のホスピタリティだと思います。

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 将来のスタディツアーに備えて手頃なお値段のホテルに泊まってみましたが、すぐ近くにシュウェダゴン・パゴタが。そのライトアップの美しさはいつものミャンマーです。

 明日朝一番でシャン州のヘイホーに飛んでイェイェさんと会い、ミャッセ・ミャーに向かいます。

 雨期の前、モンスーンのシャン州はどんな感じでしょう!

 

桑山紀彦

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ブログ、復活へ

2017.05.05 Friday

2011年3月11日に津波が来て、その翌日からほぼ毎日欠かすことなく書いてきたブログ。しかし、今回は4月16日に最後のブログを書いて以来、ぱったりと書けなくなってしまいました。たいした理由はないのかもしれません。ただ単に疲れただけなのかもと思う一方、櫻井歩さんの亡くなった消防車の破棄事件の際、見ず知らずの人間から受ける書き込みの嫌なことといったらなかったのも事実です。「残そう」という人は実名で登場するのに、「無くせ」という人は常に匿名です。実名で意見してこい、という感じです。

 しかし、これまでもそういった「匿名の悪意」の書き込みなどは経験してきたので、これもまたたいした理由ではないのかもしれません。

 4月はステージが極端に少ない時期なので、毎年この時期はブログを書くことがなくて…という感じでしたから、その流れの中で小休止をしていたのかもしれません。それでも、8本もの公演を行った4月、それなりに書くべきことはあったように思いますがなぜか「書こう」「書きたい」という意欲に欠けていたように思います。

 4月を振りかえると、2週間にわたるパレスチナ自治州ヨルダン川西岸における初めての心理社会的ケアの活動が7日に終わり、ほんの数日の穏やかな日々が過ぎたらあとは怒濤のステージ公演の連続でした。

 愛知淑徳大学は新入生の気持ちの「固め」のために毎年呼んで下さっています。盟友のベトナム人教授、ブイ・チ・トルンさんが元気でした。週末は民音の中部3公演で名古屋、高山、津(三重県)をツアーでめぐり、全行程ステージのクルマでまわりましたが中部地方が本当に近くなった気がしました。

 25日からは八戸市の光星高等学校、仙台市の聖ウルスラ英知高等学校、都立三田高校、都立日野台高等学校と高校公演が続きましたが、何れもこれからの3年間を過ごす1年生のみんなに、気持ちを新たにしてほしいという願いを持つ先生たちからの依頼で実現したものばかりです。

 ふと気づけば、昨年4月1日に再開業してあっという間に1年が過ぎ、1周年記念の日もパレスチナで過ごすほどの、「気にしていない」状況ですが、この1年間で実に400人弱の新患の患者様が訪れ、その7割がなんと十代であるという、児童思春期外来を展開してきたことが、大きな流れとなりました。

 

 首都圏で生活することも少しずつ慣れてきたように思います。

 昨日は法事が終わった高山から松本経由で海老名に戻ろうとしましたが、案の定16時の時点で大月ジャンクションから八王子ジャンクションの間「渋滞20キロ、90分」と出ていました。そこで前もって甲府の音響さん、小口さんから教えてもらっていた「道志みち」をたどりました。

 大月ジャンクションでなんと逆方向、河口湖方面に曲がって都留でおり、県道の峠を越えて国道413号線、道志路に入りそのまま30キロ先の相模原市を目指します。距離はあるけれど、渋滞知らずで、通常は3時間半の高山からの道が4時間半かかりましたが、心地よい五月の空の下、道志の渓谷を見ながら海老名に帰っていきました。

 

 日々は順調に過ぎています。

 しかし一方で昨年のNPO法人「地球のステージ」の収支が出てくるとやはり芳しくないんですね。日航機墜落の「8.12連絡会」事務局長、美谷島さんのご自宅に遊びに行った5月3日にも言われました。

「桑山さんとこ、すごくいいことやってんだから企業からの支援受けるべきだよ。企業もCSRで社会貢献考えてんだから。海老名だってすごく大きな企業いっぱいあるでしょ!」

 百戦錬磨の美谷島さんに押されて、そんな展開も考えて行く方針です。でも一番はステージ公演の回数が増えていくこと。これが一番の経済的な自立につながっていきますので、皆さま是非ステージ公演を1回でも多くさせて下さい。ステージをお呼び頂くことが、実は大きな支援であり、それがパレスチナ、東ティモール、ミャンマー、津波の被災地の支援に間接的につながっていきます。どうかどうか、お呼び下さい

 

 さて、今は成田空港。

 このままミャンマーに入って10日に帰国します。ミャンマーの教育支援が正式に始まって半年。11年生が卒業していき、新しい8年生の子どもたちが支援の対象となります。一人一人に会ってその思いを聴き、日本に持ち帰り、継続の里親の皆様に報告、そして新しい里親の皆さんの募集をかけることになります。

 また現地から報告いたします。

 

桑山紀彦

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穂高養生園でのワークショップ&ライブ

2017.04.15 Saturday

穂高養生園でのワークショップ&ライブが始まりました。

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 元のうちのスタッフ、桑ちゃんこと桑島愛希子さんが勤める穂高養生園で、「心のケア」〜心理社会的ワークショップを行いました。

 参加の皆さんは全国から集まられた9人。いろんな思いを持ちながらここに集われました。

 昨日はオリエンテーションの「座学」のあと「地球のステージ1」。まだお互い知り合ってすぐの状況なので、多少の緊張の中でのステージでした。

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 そして今日は2時間の講座を2回。

 まずは写真言語法。皆さんとっても積極的に取り組んで下さり良い雰囲気の中で進んでいきました。

 続いて描画法。皆さん「忘れられないあの日」の出来事に取り組み、涙も交えながら自分にとって「向き合うべき、あの日」を語って下さいました。

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 心理社会的ケアはいわば「物語化」のための取り組みです。人生の軌跡の上にあるトラウマや苦しみ、哀しみを感情もくっつけて物語とするために描画や粘土などのツールを使っていきます。

 そしてその描画という二次元で描いたものを、午後からの2時間で粘土細工を使い、三次元に立ち上げていきました。

 見事なまでの物語化のプロセスでした。

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 そして夜は7時から「地球のステージ2」。昨日よりもリラックスして良い感じで2番の内容が深まっていきました。最後は「自転車日本一周篇」。

 参加者の香織さんが言いました。

「これまでいろんな出来事があった。でもそれが今回の2泊3日のワークショップとライブで、一つになっていった。」

 それはともすればばらばらに偶発的に起きた人生上の出来事が、実はつながっていたんだという気づきの瞬間だったのだと思います。

 みんなで良い最終日を迎えられそうです。

 

 長野県安曇野にある穂高養生園。そこは日常からふと離れて、これまでの自分を見直し、今の自分を確認するための時間と空間の提供。そしてそれが自然に「未来」につながっていくのだと思います。

 

桑山紀彦

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映画「オリーブの声」完成!

2017.04.12 Wednesday

皆様
 ついに先日パレスチナ自治区ヨルダン川西岸で制作した映画「オリーブの声」の日本語版が完成しました。7分半の短い映画です。
 主演したサディールのいとこは、先週軍に襲われ重傷を負って入院していましたが、一昨日亡くなりました。
 厳しい現実の中ですが、「平和」を考える意味を込めて制作したものなので、是非ご覧下さい!

 

映画は→こちら

 

桑山紀彦

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4月の土曜日

2017.04.08 Saturday

金曜日の朝に羽田に帰国し、そのまま9時過ぎから外来やっていました。

 羽田着が恐ろしいのは朝着いて、そのまま海老名に戻って普通に朝から診察できちゃうことです。

 今後の海外予定見ているとほとんどが「朝帰り・そのまま診察」のパターン。う〜ん、首都圏に出てきてこれはいいことなのかそうじゃないのか…。

 実は今日土曜日も1日診察していますが、新学期を迎えた子どもたちがたくさん来てくれています。そしてその中には中学校時代は不登校で苦しかったけれど、新しい高校を選び、自分なりに切り替えて通い始めて吹っ切れた顔をしてきてくれている新高校1年生が何人かいます。

 その子たちの顔を見ると本当に嬉しくて、この仕事してて良かったな〜って思います。

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 海老名に開業して4月1日で1年が過ぎました。

 暗たんたる思いでの再開業だったけれど、思い切って一人の患者様に30分。1日上限16人という体制を続けて1年。実は多くの子どもたちが集まり、そして何人かが学校へ帰っていきました。

 日本の学校も、場合によっては「戦場だな」と思います。いつ傷つくか分からない。いつ地雷を踏むか分からない。そんな中を闘っている子どもたちの支えになりたくて、今日も外来をやっています。

 自分が生まれたこの国に、国際協力で得たことの「何か」を返したいと思う。それはまさに「心が健康になるために何ができるか」なんだと思います。明日も朝4人ほど子どもたちの診察をしたら、ひとときの休息。

 いつもは暇なはずの4月に8公演ものステージが入っていることも、良ききざしと捉えたいと思います。

 もがいていた自分の次男も、デッサン1枚でギリギリの限界を乗り越えて山形芸術工科大学に入学。学科は映像学科を専攻…。これだけでも嬉しくて涙出てきます。

 ようやく心の中に小さな花が咲いた感じの4月です。

 

桑山紀彦

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