地球のステージスタッフによる日誌です。その日の公演の様子や、なにげない毎日の様子をお伝えしていきます。
みなさんどんどんコメントをお寄せください。ステージに関すること、広く伝えたいことなど書き込んで、つながりの輪を広げていきましょう。

民音、中国ツアー開始

2017.06.21 Wednesday

今日は民音、中国センター主催の「民音文化公演会」で、岡山市でした。

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 昨年の東京公演に始まり、この4月には中部3公演があり、今回は中国地方で、岡山、広島の連続公演となりました。

 1200人のホールはほぼ満席。ものすごい熱気の中でステージが始まりました。皆さん本当に心開いた方々で、軽い冗談にも大きな笑いが起き、オーロラやウユニ塩湖に沈む満天の星空にどよめきが起こり、拍手は常に前倒し、笑いと涙。まさに人間の「善良であること」を体現されている聴衆の皆さんに支えられてあっという間にステージは終わっていきました。

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 そして公演の終わりに、

「今”閖上の記憶”は危機です。助成が落ちて自立運営を急激に行わなければなりません。ぜひ物販の物をお買い上げ頂くことで、ご支援ください。」

 と伝えると、ホワイエの物販場はものすごいことになっていました。

 まるで有名歌手のステージの終わりのようなごった返した人の集まり。一瞬入っていくことにためらうほどでした。そして、飛び交うお札のすごいこと。あっという間に15万円ほどの売り上げとなってしまいました。

 近年中々物販が売れない状況が続いていましたが、今日はまるで別次元でした。本当に皆さんのご厚意がひしひし感じられて、温かい気持ちになりました。

 捨てる神あれば、救う神あり。まさに今日は人の心に救われた物販現場でした。

 明日の広島公演の物販まで引っ張り出してもなお売り切れが続発したこの岡山公演。民音、恐るべし!

 中国地方に熱い風が吹いています。

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桑山紀彦

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4年目の立川第7中学校

2017.06.18 Sunday

立川第7中学校は今年で4年目。谷口先生は前任校からずっと呼んで下さっている気鋭の先生。この春に国分寺の中学校に転任されましたが、7中は校長先生ご自身がとても「地球のステージ」を評価して下さっており、谷口先生は今年お客様としてステージに来て下さいました。

 ステージのあとは、7中で学年が一緒だった先生とランチなの〜と、とってもつながりを大切にされていました。学校の先生同士が仲良く仕事している…。これはとても大切なことだけど実はとても難しいことなのかもしれません。7中の先生はそれを普通にしていらっしゃいます。

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 さて、7中のすごいところは生徒さんの姿勢です。

 挨拶はもちろん、一つ一つの出来事に「自分で考え行動する」という自主性があると同時に、校長先生が大切にしている「主体性」があるのです。それは、自分自身のことに自律性を持つ「自主性」とは異なる「集団の中でも一歩前に出ていく自分」、それが主体性。質疑応答の時間はもう大変、次から次へと手が挙がり、結局時間の関係上途中で切らざるを得ませんでした。

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 加えてステージ終了後のステージ袖に来る生徒さんの多いこと。もう「列」になっていろんな質問をしに来るのです。

 これこそ、校長先生が目指す「主体性」。しっかりと生徒さんの行動にしみ込んでいました。

「来年は、終了後にしっかりと交流会を持ちましょう!」

 と言ってくださる校長先生に心から感謝しながら、4年目の7中をあとにしました。

 

 立川七中に栄光あれ!!

 

桑山紀彦

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本州最北の、熱き高校

2017.06.15 Thursday

今日は青森県むつ市の青森県立田名部高等学校のステージでした。

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 呼んで下さったのは南澤先生。協力隊のOVで実に熱い心の高校教師です。

 前任校、むつ工業高校で10年呼んで下さったあと、この田名部高校に移られ、そこからまず4年間呼んで下さいました。昨年は創立100周年ということで、開催は難しかったけれど、今年復活しました。ということは、一人の高校の先生が15回呼んで下さり、実に16年にわたって付き合っていると言うことになります。

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 今日も田名部高等学校の生徒さんは思いやりとおもてなしの心で、実に素直に、真剣に聞いてくれました。直後の質疑応答も立派!その後の交流会には医学系、国際協力系を希望する学生さんが集まり、実に活発な議論が続いていきました。

 自分で考え一歩前に出る。

 それがしっかりとできるこの下北の高校生に頼もしさを感じました。

 

 今日は1番に戻っての公演でしたが、「学ぶ」ということを意識したミャンマー篇を入れ込み、高校生に合わせた演目にさせてもらいました。

 自分の可能性を広げること、そして気づいていくこと(意識化のプロセス)。それが学校で学ぶ意味ではないかというミャンマーからのメッセージはきっとこの本州最北の名門校に届いたことと思います。

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 また来年も頑張って呼びます!

 という南澤先生の言葉に励まされながら気温17度の涼しい下北半島をあとにしました。

 

 むつの高校生に栄光あれ!

 

桑山紀彦

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山形でのステージは涙をこらえるのが大変

2017.06.11 Sunday

昨日は久しぶりの山形でのステージでした。

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 県立霞城学園高等学校は地球のステージが始まった年の1996年4月に開校した通信、定時制の高等学校でした。駅西口の巨大なビルで始まったその高校のことは良く覚えています。それから20年。いろんな事情を抱えた山形の高校生たちに様々な夢とチャンスを与え続けてきたと思います。その20周年行事で呼んでいただきました。

 別の学校とはいえ、同じ山形の高校を卒業した次男、亜久里くんはこの春にデッサン1枚で東北芸術工科大学に入学し、映像学科に在籍しています。2ヶ月ぶりくらいで会う亜久里くんはちゃんと大学生の姿になっており、大学を案内してくれました。夕方からはホテルのサーバントのバイトがあるからという彼は、一人の自立しようとしている若者になろうとしていました。

 そしてステージ。

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 目の前には多くの山形の高校生。何度も感極まりながら、この山形の高校生たちに希望の未来と良きチャンスがあればと願い続けながら歌っていました。

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 山形を離れ宮城に転居し、そこも離れて神奈川県に住む今、ひたすら山形が愛おしい。見るもの全てが懐かしくまた愛おしい。医学生時代に通った大学病院の近くのイタリアン「ロカーレ」のスパゲッティの多いことも全く変わりありませんでした。これ4人分?と思うくらいの量は今もそのままでした。

 道に生える雑草さえも愛おしく、山形で暮らした28年が蘇ります。

 第二の故郷のように思う山形がこんなに愛おしいと言うことは、今苦労しているのだと思う。一つのことが解決するとまた一つの問題が繰り返し襲ってくる。市民活動をやっていればそんなことはあまり前なのかも知れないけれど、それにしても日々の大変さが迫っているんでしょうね。やたらと故郷が懐かしく愛おしい。

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 それでも次男がこの山形の大学に進み、山形で学んでいることが喜びです。

 

 今米子空港に着きました。

 今日は出雲でのステージ。多くの仲間がいる島根県ですが、今日はみんなそれぞれの日曜日。時間に余裕があるのでレアな出雲を探求してみようかと思っています。

 夜遅くには海老名に戻っています。

 

桑山紀彦

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宮城県への陳情

2017.06.09 Friday

今日、宮城県に陳情に行きました。

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 館長の小齋さん、遺族会の丹野さん、番人の皆さん、閖上あみーずの皆さん、うちの事務局からは絵莉香さん、高城さん、そして海老名から駆けつけた明ちゃん…。

 みんなで気持ちを一つにして、県議会議長に嘆願書を手渡しました。

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 小齋館長と丹野さんが必死に訴えること、それは

「助成が落ちた。これではやっていけない。だから助成を再検討してほしい。」

 と言うことではなく、

「今や”閖上の記憶”は大切な語るための場所、集うための場所である。それを今の時点でなくすことは、未だ語れていない多くの被害を受けた人たちの復活の機会を奪うものである。だから宮城県としてもこの”閖上の記憶”の存在そのものを認知し、適切な支援をしてほしい。」

 ということです。

 

 それでも今朝、復興第2班の芳賀さんからは、

「部内で検討しましたが、決定は変わりません。」

 という答え。まあ期待はしていませんでしたが、それが現実です。

 前任者の大江さん(現在塩竃保健所勤務)との口約束、

「後半の3年間は毎年100万円ずつ減らしていきますので、3年後にはしっかりと自立してください。」

 という指摘を受け止め、そのロードマップでやってきたものが、1年が過ぎた時点で突然こんな事態に…。

 しかし繰り返しますが、これは「突然ではあるけれど、自立の時は来ている」というお告げのようなものだと理解していきたい。それは、小齋館長も、丹野さんも番人さんも、事務局のみんなも同じ思いです。

 高潔で崇高な精神に立ち戻れば、これを絶好の「自立のための機会」ととらえてできることをさらに見つけていく、その時期に来たということですね。

 

 桑山は昨日、さっそく海老名市役所に出向き、海老名でも有数の大企業を紹介していただけないか、相談に行きました。RICOH、XEROX、メグミルク、コカコーラ…。様々な大企業が拠点を置いている海老名市です。どこかとつながれる可能性を模索し始めました。

 こんな動きをするようになったのも、今回の突然の助成中止の「おかげ」ととらえよう。そんな団体としての気持ちのまとまりが、最高の財産だと思います。

 

 何をやっても揶揄する人間はいると思いますが、こうして気持ち一つに嘆願書を持って、県庁に出向く多くの仲間がいることが最高の財産です。お金には換算できない価値あるものを得ているという点において、私たちは助成は失ったけれど、別の大きなものを得ていると感じています。

 

 どういう形でお願いすることになるかはわかりませんが、皆様のお力をお貸し下さい!

 

桑山紀彦

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