地球のステージスタッフによる日誌です。その日の公演の様子や、なにげない毎日の様子をお伝えしていきます。
みなさんどんどんコメントをお寄せください。ステージに関すること、広く伝えたいことなど書き込んで、つながりの輪を広げていきましょう。

パレスチナ自治区、ヨルダン川西岸へ

2017.03.29 Wednesday

3月27日(月)の夜にイスラエルに入国、パレスチナに入りました。

 イスラエル入国はこの14年間で最もスムースと思われるほど、何も聞かれずなにも問われず一瞬で入国が終わりました。ガザの入域が多い記録を見られればすぐに別室送りになるパスポートコントロールが、あたかも観光客を招き入れるようなスムースさで対応してくれました。

 そして今回向かったのはヨルダン川西岸のパレスチナです。

3:28-1.jpg

 この3月から新しく西岸の事業が始まりました。西岸における心理社会的ケアは初めての仕事です。これから少なくとも3年間継続していく方針です。カウンターパートはナセルさん率いるNafs(ナフス)です。今後この団体と組み、ジャラゾーン難民キャンプとカランディア難民キャンプの子どもたちに心のケアとしての心理社会的ケアを提供します。

3:28-2.jpg

 今世界は心理社会的ケアこそが心のケアモデルということでこぞって取り組んでいます。「地球のステージ」はこれまでずっとこの心理社会的ケアをすすめてきましたが、日本ではなかなかそれが浸透しておらず残念な思いのままでしたが、世界に出れば、それは「王道」です。

 この5月にも「心理社会的ケアマニュアル(仮題)」の出版を控える桑山は、まず今日座学の講座を行いました。さすがに興味と関心が高く、多くの人たちが集まってくれて、これからの事業に関わる人材総結集という感じでした。

 明日は実践を学んでもらいます。

 

 今回は亡き友ダルウィーッシュの長男ジハードと、親友マジディの長女ルスルの結婚式がガザのラファ市で予定されていました。

 しかし先日ハマスの幹部がイスラエル軍によって殺害されるという事態を受けて、エレズの検問所はハマス側が閉じています。全く入れなくなりました。

 イスラエル側の許可はちゃんと取れているのに、ハマスが態度を硬化して外からの入域を禁止してしまっている。せっかくの結婚式に行けません。二人はわざわざ僕たちが渡航するこの時期に結婚式を変更してくれたのに…。

 なんともやるせない想いです。

 一人一人の人間の願いははかないものです。戦争や紛争、政治を司るものの愚かな判断で、小さな人の幸せが壊されていきます。それでも、僕たちは生きていく。

 そういった入域制限のない西岸の仕事が始まりましたが、ガザの仕事もフェーズ2,3年間が新たに始まりました。そろそろ政治がまともにならないと、人間の我慢も限界に近づいているように思います。

 

桑山紀彦

comments(1) ← コメントはコチラからお願い致します。

6年目の3月11日

2017.03.12 Sunday

皆さま

 今日は無事に5回目の「追悼の集い」を行うことができました。

3:11-1.jpg

 閖上中学校遺族会の皆さんと共に、大切な時間を得ることができました。

 何より、31年前の日光123便墜落事故、「8.12連絡会」の美谷島さんが参加してくださったこと、昨年7月の神奈川県、津久井やまゆり園での殺害事件被害者のお母さんのメッセージ鳩風船なども飛ばすことができました。

 こうして、たくさんの皆さんの気持ちが一つになる大切な時間を過ごすことができました。

 これから7月までには別の場所に移転しなければなりませんが、これからも頑張って「気持ちよく集える場所」になっていく必要があると思いました。

 末永く「閖上の記憶」を応援ください。

 

桑山紀彦

comments(1) ← コメントはコチラからお願い致します。

3月10日の今日

2017.03.10 Friday

今日は名取に戻りました。

3:10-1.png

 海老名事務所のみんなと一緒に戻りました。明ちゃんはちょっと別用で山形に降り立って、そして「閖上の記憶」で合流しました。

 丹野さんも集まって、明日の追悼の集いの打ち合わせ。

 いよいよ6年目の「あの日」がやってくる。

 どこか気持ちがさわさわと、どこか気持ちがざわざわと…。

3:10-2.png

 

 6回目の3月11日を目前に、みんなとのつながりを強く感じる、そんな移動の1日でした。

 明日は3月11日です。午後2時46分に、黙祷をして空に今年も鳩風船を飛ばします。

 

桑山紀彦

 

comments(1) ← コメントはコチラからお願い致します。

伊勢のステージ

2017.03.06 Monday

昨日は2年目の三重県伊勢市、国際交流フェスティバルでのステージでした。

3:6-1.jpg

 昨年呼ばれて好評を得、今年も同じ日に呼ばれて大変嬉しかったです。

 伊勢と言えば、中学校3年生の時の「余川文子さん」が転校した伊勢高校がある街であり、38年後の昨年余川さんの消息を会場で尋ねたところ、なんと消息を知る人がいて38年ぶりに手紙を書くことができた、そんなきっかけのステージでした。

 残念ながら、返事は3月6日の時点で未だ来ていませんがいずれにせよ余川さんが伊勢高校を卒業し、その後企業に勤めて今も元気でいることがわかっただけでもありがたかったです。

3:6-2.jpg

 

 昨年を大きく超える入場者数の中には、未就学の子どもたちもたくさんいました。

 今年はステージ2番なので、未就学の子どもたちにはちょっと難しい内容だったかも知れません。でも驚いたのは、一人も出ていくことなく、最後までみんなしっかりと聴いてくれたことでした。若いお父さんお母さんたちはきっと聴きたいのだと思う。それを隣でじっと我慢することで支えている小さな子どもたち。

 実に立派でした。

3:6-3.jpg

 

 「また来年!」

 主催の山本さんの元気な声が会場に響きました。

 

 来年度は現時点で三重県公演が4公演もあります。来年も伊勢が入れば5公演。今三重県がじわじわと拡がりつつあります。

 余川文子さんから何らかのレスポンスをくれることを願いながら…。

 

 

桑山紀彦

comments(2) ← コメントはコチラからお願い致します。

JICA北海道20周年記念公演

2017.03.05 Sunday

今日はJICA北海道20周年記念公演でした。

3:4-3.jpg

 昨年9月に札幌国際センター、今年1月に帯広国際センターを取材して、JICAの国内事業、特に「地域おこし」についての多くの知見を得て作品化できました。

3:4-2.jpg

  今日は特別版なので「フィリピン篇」「ミャンマー篇」「パラグアイ篇」「東ティモール篇」そして「JICA北海道篇」。JICAの国内研修員の様子。「地域おこし協力隊」の上井さんの話。そして松島所長のご挨拶。

 最後をしめたのは「Go! Go!北海道」。この日のために書き下ろしたオリジナル曲です。

 みんなと一緒に熱唱できて、本当に良かったです。

3:4-1.jpg

 これはすべて盟友友成さんとの合作です。こうしてもう10年も前から友成さんとは一緒に色んな作品を創ってきました。そしてそれはついにJICAの国内事業の様子の「描き」になっていきました。

 今後どんな作品ができていくのか。自分なりの挑戦をあきらめないでやっていきたいと思います。

桑山紀彦

comments(0) ← コメントはコチラからお願い致します。

<< | 3/332PAGES | >>

2017年04月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>

これまでの記事


地球のステージ ブログ:Copyright © 地球のステージ All Rights Reserved.