隔世の感

今日は、夜にパレスチナとスカイプミーティングでした。
 これはSkypeを使って現地と無料で会話するものですが、まさに隔世の感がありました。
 今エルサレムにいるうちの現地駐在の前田さんと、ガザ地区はラファで活動するうちのパレスチナ人スタッフ、アーベッド、マフムード、ラーエッド、ヤシーンと会話ができてしまうのです。
 昔、カンボジアで事務所を開いたときは最初、本部との通信は「私設電話センターにって電話する」というものでした。
 それが、2年後に巨大な携帯電話を購入することができました。そのときはえらく高かったのですが、本当にうれしくて、当時の現地駐在だったウイリアム医師と抱き合って喜んだことを覚えています。
 それから月日が流れ、いまでは、スカイプという無料通話で現地と話せる時代がきました。
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(向かって左がラファのスタッフ、マフムード、向かって右がエルサレム事務所にいる前田那美子さん)
 いま、現地との間にいくつか問題があり、メールだけでやっているとついつい険悪な雰囲気になってしまうことがあります。でも今日みたいにスカイプで顔をみながら直接話していると、気持ちが素直に、和らいできます。
 やっぱり人間は大切な時はメールではなく、直接逢うことが大切。もちろんよく考えてみるとスカイプも直接逢っているわけではないのですが、メールよりもはるかにお互いの気持ちや思いに触れることができます。
 いい時代がきたなあと思いました。
 こうして少しずつ費用を削減しながら、でもコミュニケーションはとりながら、進んでいければと思います。
桑山紀彦

隔世の感」への1件のフィードバック

  1. お互いに顔を見ながら話すのが一番ですよね!スカイプが無料なんて、ホントに便利な世の中になりましたね。

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