今日はJICAのエッセイコンテストの授賞式でした。
今年で実に7年目になります。あっという間の7年でした。その間多くの人と出逢いました。岐阜県は笠松の河合さん親子もその一人でした。
河合さんは終了後僕のところにやってきて、
「絶対に笠松でやりますからね。」
といい、これまで6年間ずっと続けてきてくださいました。
他にも、多くの中学生高校生のみんなと出会い、想いを重ねてきました。
今回の高校生の部の最優秀賞は根本明佳さんという香川県は小豆島高校の3年生の女子生徒でした。
彼女は昨年も授賞式に参加して、「地球のステージ」を見たのです。そしてそれが刺激となり被災地支援に入ったり、フィリピンに行ったりして、とても刺激的な1年を過ごしてきたのです。そしてこのたびなんと2年目にして最優秀賞を受賞されたのです。
すばらしいことです。
その書き出しはこんなふうでした。
「私はこの夏、フィリピンへボランティアに行った。きっかけはJICA地球広場で見た「地球のステージ」の公演だった。海外から東北被災地の子どもたちの心のケアまで、様々な医療活動に携わっている、ある医師の体験談に感銘を受け、私も世界に目を向け、誰かのために何かをしたくなったのだ。」
しかし明佳さんは、この後高校の先生に叱られるのです。
「受験生なのに、何やってんだ!」
いったんはめげますが、それでも多くの体験の中から、固有名詞の出逢いをします。そして、自分の名前、「さーや」の名札を見たフィリピンの少女が、
「サーヤはフィリピンではHappyって意味なんだよ。だからさーやにはみんなを幸せにする力があるんだね!幸せの種をまいてくれてありがとう。」
と語ります。
こうして人と人との出逢いが種となりやがて豊かな花を咲かせていくことを、たった18歳の少女が気づいていくのです。
すばらしき高校生。
そんな明佳さんは3月11日に、被災地閖上の慰霊祭「追悼のつどい」に来ると言います。その行動力。同じく入賞した九州の女子高校生、筒井絵美里さんと共に。この二人も会場で仲良くなったのでした。
JICAはこうして今年も、多くの中学生、高校生の世界への想いを形にしてくれています。
これからもこのすばらしきJICAエッセイコンテストが続いていきますように。
ちなみに今年は奈良市の落葉先生率いる、「奈良女子大学附属中等教育学校」(毎年公演)から2人も入賞しています。恐るべし!落葉先生とその生徒たち・・・。
来年も呼ばれますように!
桑山紀彦
地球のステージはまさに世界への窓ですね。
若い人たちにエールを送ります。
NHK「明日へ」を見ました。
いまさらながら震災の凄まじさに驚愕しています。
丹野さんのバスの中でのガイドの言葉が心に残っています。
後世に語り継ぐ為にも東京オリンピックはマラソンだけでも 被災地で走り全世界の人々の記憶に残していただくことを検討
していただきたいと思います。(話が飛躍しすぎました)
また地球のステージがまいた種が1株、2株と目を出しましたね。
うれしいです。気持ちが明るくなります。
イベントの案内です。
岐阜県高山市で、「ふしぎな石」上映&パネルディスカッションがあります。入場無料だそうです。
3月8日 13:30~16:00
飛騨・生活文化センター ミニシアター
問い合わせ:絆プロジェクト実行委員会事務局
e-mali tkymkpj@yahoo.co.np
感動を、ありがとうございました。
今まで自分が見てきた途上国は、大人達に危なくないようにと保護されて見たもの。現実だけど、ホンモノとは言い切れない世界でした。
桑山さんのコンサートを見て、もっともっと今の自分に足りない力を付けていかなければならないとかんじました。
11日、絶対行きます。何日か前から行って視察をするつもりです。
よろしくお願いします!