今回のタンザニアではJICAの友成さんのお世話になりました。
友成さんの息子さんの隼也（じゅんや）くんは何と2歳の時から「地球のステージ」を見てくれている、日本最年少の「地球のステージ」理解者です。奥さまの久恵さんは岐阜県の各務ヶ原でステージを見られて以来、ずっとステージに関わって下さっています。当時の隼也くんが2歳でした。
ベビーカーに乗ったままで各ステージに登場する隼也くんは、まだ2歳だというのに、実に静かにステージをきいてくれて、3歳の時には既に内容を理解してくれていました。当時通っていた「森の幼稚園」のお母さんたちは、今年もステージを呼んでくれて何と4年目。つまり未就学の子どもたちとやっているステージでは日本最年少の継続記録を持っていらっしゃるお母さんたちの中に久恵さんはいました。
今、友成家は夫の赴任によりタンザニアに暮らしています。
久しぶりに再会した隼也君は10歳になっていました。でも昔と同じように、素直でまっすぐで、相変わらず「地球のステージ」が大好きなままでいてくれました。
今回は試作品の映画「ふしぎな石」をタンザニアの首都、ダルエス・サラームにある友成家で上映させてもらいました。隼也くんは喰い入るように見てくれて、
「いや～！感動した～！」
と･･･。ここにもまた、日本人最年少の映画「ふしぎな石」の理解者が･･･。久恵さんによると、夜寝言でも、
「「いや～、感動した～！“ふしぎな石”！」
と叫んでくれたそうです。う～、うるうる。
そんな隼也くんは今インターナショナルスクールに通い、英語がバリバリ上手くなっています。そうやって国際的になっていく隼也君を見ていると、将来が楽しみだな～とつくづく思うのです。
JICAはこうして海外赴任がありますが、子どもたちにとっても未知の世界を体験してもらえる、とっても大切な機会を提供していると思います。
そんな隼也君の夢は･･･。
「映画監督」！
もちろんウルトラマンが好きで、その特撮技術に刺激されてもっていた夢ではありますが、今回の映画「ふしぎな石」を見て、
「な～んだ、桑山さんだって映画監督になれるんだ～！じゃあ、僕もなれる！」
と思ってもらえたようで、う～ん、嬉しいなあ。
そんな友成家が、タンザニアでますますいろんな時間を過ごされて、たくさんのお土産を持って日本に帰還されますように。
そんな隼也君が最後に僕に託してくれたのは、とっても大切にしているウルトラセブンと「ダダ」でした。
実は隼也くんが3歳の時、ステージが終わって僕にくれた小さな石。それをずっとピックケースの中に持ちながらステージをやってきているのですが、日本最年少理解者からもらったお守りとして保持し続けています。そんな隼也君のタンザニアからのプレゼント。ピックケースに入るかな？
まずは10月6日のグローバルフェスタで良い作品を提供することが、友成さんへのお礼の一つです。
桑山紀彦
名前入りのティンガティンガ！いいなぁ！
此処にも国際人が育っている～頼もしい！
桑山さん ありがとうございます！
元気そうな友成さんご一家の姿まで拝見することができ、とても嬉しく読ませて頂いています。娘も準也君を見てとても喜んでいます。
友成さんの奥様の「あつい想い」なくしては、私達「もりの会」は芽を出すことがありませんでした。そして、日本最年少の理解者の隼也君がいなければ、未就学の子ども達に向けての開催も考えられなかったと思います。
友成さんの「名古屋で地球のステージを！」という想いが、今年の10月は、3週連続、週末は名古屋＆長久手で地球のステージ！にまでなりました。想いは確実に芽を出し、葉を茂らせています。
桑山さんの想いは、確実に繋がり、私の周りでもとても身近にそれを感じるまでになりました。
今年もとても楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします。
そしてだいぶ前の事になりますが、2月にJICA中部さんの企画で「スカイルーム」の子ども達に会って、大切に運んで来てくれたジオラマを見ながら話しを聴く機会に恵まれました。
「心のケア」はとても大切なこと。それは十分理解しているつもりでしたが、子ども達を見ながら、話しを聴きながら、こういう姿なんだ、心のケアとはこういうことなんだ！と思いました。・・・上手く表現できる言葉を持ち合わせておらずすみません。
映画もとてもよかったです。「もりの会」としてこじんまりとですが上映会をしました。
伝えたい想いが、映画だからより深く伝わる事も実感しながら観ました。
JICA中部さんで会えた子ども達が「話せて嬉しかった。」「みんなに聞いて欲しい。」と話した言葉や姿がとても印象的で、大人だけでなく、話したいと思う子ども達がたくさんいること、「不思議な石」の映画と共に、色々な場所に行って話せる機会が訪れる事を心から願っています。
またコンサートではお世話になりますが よろしくお願いします。
楽しみにしています。