ついに、サンヤジュウ中等学校での発表会の日が来ました。
それに先だって、海老名さんの数学の授業を見学しました。さすが現役の先生だっただけあって教え方が上手い!そして板書がきれい!
協力隊に来る前までは昭島市の昭和中学校の先生だったわけですが、それにしてもこちらも引き込まれるような授業でした。こんな風景をいろんな人に見てほしいと思います。タンザニアのキリマンジャロが見える小さな村の中等学校で、日本人の青年が数学を教えて生徒と交流している。素晴らしいことではないでしょうか。
さて、いよいよ9時20分から練習が始まりました。今回の曲は何と歌詞が7番まである長いものです。
その中には日々の生活における困難や、国という単位の困難など様々なものがありますが、それに対して自分たちなりの解決策を歌詞にしました。そして最後の7番は海老名さんと同僚のチャチャ先生が考えた日本とタンザニアの友好関係を強調したものです。
ハイトーンの「ラララ」パート、低音の「ドゥーワ」パート、そして歌詞を歌うチームに分かれて練習が始まっていきました。ハイトーンチームは今回初めて3度上げてのコーラスに挑戦。やはりアフリカの子どもたちは音楽に長けています。時々旋律に引っぱられることはありましたが、ちゃんと覚えていってくれました。ここで大切なのが「ふり」です。要するにダンス。
幸いなことにドーリンさんが名乗りを上げてくれて、みんなでふりもオリジナルなものを考えました。そして延々2時までずっと立ち尽くして歌い、踊り、素晴らしい完成度にまでなったところで、休憩。準備に入りました。
今回は校長先生はもちろんサンヤジュウ村の教育長さんも来てくれての大がかりな発表会です。まずは桑山が津波のお話をしました。
ここタンザニアからも多くの支援が寄せられたのです。そのお礼をしたいと口火を切り、動画映像も見てもらいました。みんな口をチッチと鳴らして、哀悼の気持ちを表現してくれました。
そしていよいよ合唱の発表の時間が来ました。みんなとても緊張しています。だって全校生徒が見ているんですから。海老名さんがいいました。
「タンザニアの学校でもやはり能力至上主義があり、数学や理科の点数が重要視されています。でもだからこそ、こうやって歌詞を創り、歌を歌うことに意味があると思います。それは情操教育でもあり、みんなの団結の気持ちを確認することにもなる。出来れば、こんな授業をもっともっとやりたいと思っているんです。」
みんな、がんばって歌いました。そして踊りました。
こうしてサンヤジュウ中等学校での海老名さんとのジョイントは終わっていきました。改めて協力隊の大いなる使命を感じ、海老名さんの能力の高さに圧倒される思いでした。
この様子は、10月6日の日比谷公園における「グローバルフェスタ」の中、「地球のステージ」でお届けします。15時から開演の予定です。是非ご覧下さい!
最後に、海老名さんの盟友、チャチャ先生の日本語によるサザン「波乗りジョニー」の熱唱をお届けします→こちら
桑山紀彦
日比谷でタンザニアの活動状況が見られる~楽しみが増えました。
桑山さん
この旅は遠いところわざわざありがとうございました^^
次の日になっても子どもたちの興奮は冷めやらぬと言った感じで、先日みんなで作った歌を口ずさんでいました^^
みんなが口をそろえて「お礼が言いたい」とも言っておりました^^
そして、「次回はいつ来るの??? また会いたいな」って☆
いつでもkaribu(welcome)です^∀^
桑山さん!今日は山内中学校に来てくださりありがとうございました^ ^
桑山さんの話、とても分かりやすく歌もうまかったですね(*^_^*)
またらいねんも来てくださると嬉しいです☆