今回はいろんな仕事があるためガザの滞在は短いのですが、きちんとこちらの最終日に子どもたちの長いサマーキャンプの最終日をあわせてくれていて、本当にうちのスタッフには感謝しています。
パレスチナ人は勤勉で時間を守ります。何せ日本人のように5分前行動をとりますから。そして、約束したこと、お願いしたことはきちんと守る。しかももっとすごいのは最初の見積もりよりも安く仕上げてしまうことです。普通は「取れるだけ取ろう」という思考も見え隠れするような現場も多いのに、パレスチナではそういった事がありません。
もちろんいろんなパレスチナ人がいますが、少なくとも私たちがいつも一緒に仕事をしているダルウィーッシュやスタッフは本当に信頼できる人たちなんです。
(ダルウィーッシュとともに)
さて、今回も最終日は海に行きました。暑くても湿度のないガザでは過ごしやすく、海も気持ちいいです。久しぶりに船にみんなで乗りましたが、やはり2004年7月、かりそめの静けさ(停戦)の中でタハニたちと船に乗った「あの日」のことがよみがえります。
こうして今年も大切なサマーキャンプが過ぎていきました。
今年は豪華5日間連続のコースで、それなりにお金もかかりましたが納得のものになりました。
これからも継続して関わっていく大切なパレスチナです。
最後にモハマッドを訪ねました。いよいよ彼も高校3年生、最終学年です。大学受験を目指してがんばる彼を引き続き応援していきます。
パレスチナに、本当の自由が訪れますように!
桑山紀彦
一人一人はこんなにも明るく平和なのに、政治の壁が恨めしい限りです。
お天気に恵まれて良かったですね。
ゆったりと波打つ海のきれいなこと。
気持ちの良い風がこちらまで吹いてくるようです。
みんながひと時、心豊かな時間を過ごしたキャンプになりましたね。
インドネシアのリサもそうだけど、モハメッドも大人びた顔になりましたね。
それにつけても隣の笑顔のオジサンの変わらなさもスゴイといえばスゴイ…。