本番2日前

　今日もゲネプロ（本番と同じ状況での通し稽古）に近い設定で練習していきます。

　子どもたちはがんばって覚えていますが、全体のセリフを100とすると70くらいの暗記ですね。あと2日でフルに持っていかなければなりません。

（りんりんも出演です）

　しかし、おばけ役の冬馬君は背筋を伸ばし、セリフを覚え（それでもあと2割は必要ですが）、通る声で演技していきます。今日も東北放送や河北新報が取材にきていましたが、冬馬君へのインタビューが多く、それにもちゃんと自分らしい言葉で応えていました。

（ドクトルは黒子になります）

　日々の活動の中で成長が見えてきて、とても感動しています。

　でも持久力には問題があり、みんな45分でほぼエネルギー切れでへろへろになってしまいます。これは学校の授業が45分だからなんでしょうね。体内時計がきっちりと働きます。でも今回の演劇は通しで45分なので、丁度と言えば丁度ですね。

（歩み寄るシーン）

　今日からナレーションのかのんちゃんも加わって良い感じです。

　明日も午前中の練習、夜は冬馬君と里咲さんの個人練習があって、土曜日、午前中にリアルなゲネプロを行い、午後から本番です。

　ついに心のケアの最終段階「演劇～星に昇った少年」の完結です。

桑山紀彦