大田のソロプチミスト

今日は島根県大田市のソロプチミスト大田の皆さんに呼ばれての公演でした。


ソロプチの皆さんは本当に元気いっぱいで前向き。大田、地域、世界のために何ができるかを考えながらソロプチミスト大田を立ち上げて5周年の記念で呼んでいただきました。
大田は大田高校が既に2年目の定期公演を先日終えてくださっていますが、今日は大田市の教育長様も来て下さり、市の行政とも連携した見事な集客でした。これから1番、2番と進んでいくといいな〜!
途中音響で少々トラブルがあったものの、声はほぼ正常に戻っており非常に気持ちの入った公演となりました。島根の公演はいつも仲間が来てくれます。今日も江津から山藤さんご夫妻、出雲から野井さんご夫妻と川上真樹さんが来て下さいました。その地域の公演があると仲間が集まるということは茨城もよく似た状況ですが、この両県とてもよく似た雰囲気を持っています。それは「人がつながっている」ということ。今日も親戚の法事の後のように山藤さんたちと「有福温泉」に出かけました。いま改革が進もうとしているこの旧い温泉宿には、今をときめくイタメシ屋の石見食堂「有福BIANCO」があり、とてもクオリティの高いパスタを頂きました。
そのあとは念願だった石見神楽。これは圧巻でした。


33の演目の中から2つの演目で、しかも若干短縮版ではあったけれど魅せる魅せる。
もうはっきりとこれは世界レベル。バリ舞踊に匹敵するユニバーサル性がバリバリ伝わってきたし、何より飽きさせません。テンポの良さと展開のわかりやすさ。勧善懲悪の中にも葛藤と戸惑いを織り交ぜた完璧な芸術作品。演目「道返し(ちがえし)」を必死に演じた踊り手がお面と取ったら、若々しい高校生だったことにも心底感動しました。その世代の子どもたちが伝統芸能に没頭し、客を魅了しているのです。恐るべし島根、石見。やっぱり惚れた県だけのことはあります。
これには完全にはまってしまいました。これから色んな演目を広い舞台で見たい、と思います。島根通い、続けます。
そうだ、三瓶山(さんべさん)にも登るぞ!絶対!

桑山紀彦

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