今日は、なんとあの「閖上あみーず結成1周年記念日でした。
1年前、大阪出身で閖上に暮らして数十年の橋浦さんが寂しそうに、
「何もかも失って残ったのはこのバック一つだけ。毎日何にもすることなく暮らしているの。」
と涙ながらに語られたことをヒントに、旧ユーゴスラビアの「心のケア」でさんざん行っていた「コモンルーム形式」の編み物工房をこの被災地に立ち上げようと思って、閖上生協の二階で手芸を教えていた千葉先生に依頼し、人集めが始まって2週間、あっという間に閖上あみーずが誕生しました。
それからもう1年が過ぎました。
桑山もギターを持って乱入し、お祝いさせて頂きました。
担当の悠ちゃんはちゃんとパネルもつくって、お祝いのケーキまで買ってきてこの日を祝ってくれます。立派なスタッフになりました。
今は火曜日の「販売部」と木曜日の「手芸部」に分かれていますが、ほとんど両方とも同じスタッフです。今日は木曜日だから販売を意識しない、自分たちでつくりたいものをつくる「手芸部」の日です。京都の心ある方が送って下さった材料を手に皆さんはお地蔵さんを創りました。
閖上生協の横にあったお地蔵さんを想い出しながらでしょうか。熱がこもっていました。
これから2年目の閖上あみーずですが虹色レインボーたわしだけではなく、第2弾のクリスマスリースの原案も固まり、今後正式に発表してまた展開を広げていきたいと思います。
時間が過ぎても一向に更地ばかりで、未来が見えない私たちですが、どうかこれからも閖上あみーずをご支援ください。
以下は、担当の柴崎悠子の言葉です。
祝! 閖上あみーず 手芸教室 1周年!
毎週木曜日の午後。地球のステージの大広間から聞こえるお母さん方の明るい笑い声。この前向きな素敵な音は閖上あみーずの皆さんが集まり、津波のこと、自分達が生活していた閖上の町のことを語り合う手芸教室から聞こえてきます。
2011年9月22日に心理社会的ケアの一環として始まった手芸教室が本日、皆さんの笑顔と共に1周年を迎えました。
同じ境遇の人が集まり手芸をしながら、色々なことを語って心に溜まっていることを吐き出すことを目的にする空間として始まりました。閖上でも編み物を教えていた、千葉先生が一生懸命に編み物や季節の小物などを考え教えてくださるおかげで、沢山の作品を作ってこれました。
第1回目の日のことをとても良く覚えています。
皆さんの自己紹介は「震災当日何処にいてどうやって助かったか、今何処に住んでどうしているか」でした。
「閖上の人に会えることを楽しみに来た」
「仕事も失い環境も変わりすることがなくなった来れる場所ができて嬉しい」
「津波のこと話せない自分がいたけど、ここで話せると思ったら安心した」
これからもがんばって続けていきたいと思います。
桑山紀彦
閖上あみーずのみなさん1周年おめでとうございます!!!
「レインボーアクリルたわし」は大勢の方に元気と希望をお届けしていますね。
感謝の気持ちでいっぱいです。ずっと支えて来た悠ちゃんも有難うございます。
これから発表されるクリスマスリースも楽しみにしています。♪♪♪
閖上あみーずがさらに進化しますように・・・・。
お地蔵さん良い顔していますね。
バリエーションが増えて、グレードアップが楽しみです。
先日、私がお勧めしたレインボーアクリルたわしを
大量に購入してくださった元同僚の方(病気退職)にお会いすると
「みんな、あのたわし綺麗でもったいなくて使えないから
飾っているって~」
と、嬉しいような、ちょっと困った(たわしは飾られたら消耗しないです)コメントをもらいました。
クリスマスツリーなら、堂々と飾ってもらえますね。
ブログに紹介されるのを楽しみにしています。
あみーずのみなさん。
みなさんが一年間、近くの仲間と寄り添い過ごすせた事が素晴らしいと思います。
私たちもみなさんの事忘れたりしません。
ずっと応援させてくださいね!!
クリスマスリースも楽しみにしていますね!!