世界中から観光客が訪れる日光市。その街の子どもたちがせっかく世界からの皆さんと触れるきっかけを持てるのだから、そのチャンスを活かすためには「世界を知ろう」というきっかけ作りが大切と言うことで、毎年「地球のステージ」を呼んで下さり、1校ずつ学校を回してくださっています。
こういった自治体が呼んで下さっている取り組みは千葉県松戸市、愛知県大府市、滋賀県大津市などがありますが、観光課が主催して呼んで下さっているのは日光市だけです。なかなかにユニークです。
昨年は新型コロナ禍で中止となった日光市ですが、今年は今市高等学校に呼んで下さいました。折しもの寒波で体育館は11度。初冬の寒さです。でも高校生の皆さんは背筋を伸ばし最後まできちんと聴いて下さいました。
これから再び外国人観光客が増えることが予測されていますが、街角で困っていそうな外国人に「どうしました?」と話しかける勇気と気持ちを持って頂けるような内容にしてみました。
首都圏の小学校は日光への修学旅行をほぼ復活させていますが、やはり前のように外国人もたくさん訪れるところであってほしいと思います。
外国人でもあってまっすぐ話しかける勇気。それはアフガニスタン篇で語っているので、自分と重ね合わせてもらえるとうれしいなぁと思いながらの88分でした。
桑山紀彦