今回で10回目になる松本実行委員会。代表の河西さん、佳代さんを始めいつもの実行委員会が集い、すがすがしい気候の中長野県松本市、あがたの森文化会館で公演となりました。
JICA海外協力隊訓練所の小林所長や飯島町の応援団、宮澤さんなどが駆けつけてくださり、オール長野県の集客でスタートしましたが、ふと気づけば島根県出雲市から、川上さんご夫妻が…。ちょうど北アルプスの山歩きでいらっしゃっていたところ、わざわざ予定を変更してきてくださいました。オープニングの曲「国境を越えて」はご夫妻、特に修五さんに向けて作った曲なので、今日も「国境を越えろ越えろ!!」とプレッシャーをかけ続けることが出来ました。
今日はなんと言っても再制作のアフガニスタン篇2021年版の初披露。もう20年前の出来事ですが、今のアフガニスタンの状況に合わせて再制作しました。曲は「遠き東へ」。一時「アラブ紛争篇」という作品の曲として使っていましたが元々はアフガニスタン篇のための曲です。
映像は実にDVテープの時代のもので専門的には720iですが、それをピクセル補完して1920pに伸張しての再制作となりました。よくみると粗いけれど、奥行きがある深い映像であると評価を頂きました。
そして皆さんからもこのアフガニスタン篇は大変良かったという評価を頂き、まずはほっとしました。12月の広島県三原実行委員会の公演で上演する予定です。請うご期待!
会場には小学生~高校生の若い人たちの姿も多く、この松本実行委員会が目指す方向性がはっきりしていると思います。そして驚いたのが、中学生の時福岡の「県同教」の公演でみたという青年が大人になり、今日会場に来て下さったことです。そんな彼がなんと、
「東ティモール篇の「燃える街の灯」、僕が聴いてきたCDの作品と結構違う気がしたんですが。」と質問。そう、歌い方を変えていたことがバレていました。この突っ込みは鋭かった~!びっくり!
そんな会場には信州大学医学部2年生の医学生がいて、国際協力に興味あると言ってくれたり…。多くの出逢いがありました。
それにしてもこの松本人の皆さんの意識の高さにはいつも感動します。打ち上げでも真面目な話しを真面目に出来る。それが河西さん、佳代さんたちが作り出せる「意識化された」空間。いつまでもここにいたいと思いました。
また来年!みんなで集いましょう!
桑山紀彦