今日は、舞鶴の実行委員会の皆さんとのステージでした。
実行委員長の橋本希久子さんは千葉県四街道の大川愛子さんのお友達で、網野町の出身です。網野といえば我が医学部時代の同級生で、現在舞鶴で「おおえ乳腺クリニック」の院長をする大江先生の出身。網野という街の3人とこんなふうに懇意にしているのが何とも不思議です。
おおえ乳腺クリニックには、いまも東日本大震災への支援募金を募る張り紙や募金箱が置かれており、今も変わらずコツコツと支援金が送られてきています。同級生の大江先生と話した結果、
「2年間は応援しよう」
ということで今も関係が続いています。こういった「変わらない支援」がとても嬉しいです。そしてこの舞鶴実行委員会の皆さんとのステージも毎年公演となり、今年で3回目です。
「こうしてステージを呼ぶことそのものが被災地支援だ!」
と希久子さんはおっしゃいます。そして今年もたくさんの舞鶴人が集まってくださいました。
遠く離れていても、変わらない興味と関心を持ち続けようとする努力。
人は忘れていく生き物ですが、忘れてはならないものもあると、舞鶴の人たちは思い行動していきます。一言に「京都」というとどうしても「京都市」を思い浮かべますが、こんなにすごい底力の街もまた「京都」なのです。
今回も、学校法人聖ヨゼフ学園日星高等学校のみなさん、そして舞鶴医療センター附属看護学校のみなさんと、まず午後から生徒さん対象でステージを行い、夜が一般対象のステージでした。
こうして、高校生の頃からステージの開催に関わり、大人たちと一緒にイベントを支えていくという経験はとても貴重だと思いました。
ともすれば複雑な看護の勉強で挫けそうになっているとき、このステージを見て、
「もう一回、ちゃんと看護師になりたいと思えた。」
と懇親会で語ってくれた高校2年生。嬉しかったですね。
今日は富山県は砺波から柳瀬恵子さんも来てくれて、改めて日本には熱い人たちがたくさんいるのだと言うことを感じることができました。
既に来年の第4回目公演が6月1日で決まっている舞鶴実行委員会の皆さん。
来年も逢いましょう!
桑山紀彦
看護士を目指す高校生がその年代で、「地球のステージ」に
出会えた意味は大きいですね。きっと心の糧になっていくでしょう。
とても素敵で貴重な出会いだと思います!
舞鶴、頑張ってますねー。いいなぁ。
会場、人がいっぱいですねー。
島根もいつか大ホールでやりたいなぁ!
また、目標が一つ増えました。
1年前のブログを思い出し、舞鶴の皆さんの熱い思いが伝わってきました。
よき支援者は本当に心の支えになるでしょうね。
さらに濃い縁になりますように・・・・。
日星高校の水嶋です。忙しい合間をぬっての感動のステージほんとうにありがとうございました。
去年の5月7日のステージでは、生徒会のがんばりや生徒のしゃんとして聞かせてもらえた姿を伝えていただきました。
地球のステージを契機に、青葉中の有志の先生方が動き、名取の折り鶴プロジェクトと出会い、閖上を訪問し、舞鶴の8つの全中学校が折り鶴プロジェクトに参加し閖上とつながりました。
私たち日星高校でも、「愛と祈り」をテーマとしたクリスマスの取組で、クラスで千羽鶴、全校で万羽鶴を募金といっしょに贈ろうと活動してきました。
不二ガ丘小(閖上小・中の子供たちが間借りしている)へ
生徒会の3名と担当教員2名で直接届け、被災地も案内いただいて帰ってきました。
その時の想いを生徒会が全校に伝え、ボランティアに行こうと呼びかけ、7月13から1泊4日で出かける計画をしています。
「関心を持ち続けること」「忘れない3.11 幸せの意味を問い直す日」「共にありたい」と心をよせてきました。
そんな中でのステージでした。
学校とは違ったけれど、吸い込まれるように桑山さんのメッセージと歌を聴いていました。
私も、2回訪問した閖上の光景と重なって涙していました。
日星高校と舞鶴医療センター看護学校という舞鶴にある二つの看護師養成の学校が、コラボで午後の公演をもて、桑山さんの心のケアを学べたこと、また、夜の部では、西舞鶴高校のボランティア部も加わって3校の学生生徒たちが受付や司会、募金などに活躍してくれたことにも大きな意味があると思っています。
桑山さん、石橋さん、スタッフのみなさんありがとうございました。また一歩前に進めたように思います。