モハマッドは、自分の目で見たことを伝えようとしていますが、彼には独特の「眼」があります。それは「表現力」とも言えるかも知れません。
たった1枚の写真で情感までも伝えてくる。これは「才能」であると思います。
今日のモハマッドからのメッセージです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
軍用機が飛来した時、もうどこにも安全な場所はないと覚悟しました。しかしこの現実を伝えるにはここに踏みとどまるしかありません。
私たちが取材していた家が迫撃砲で攻撃されました。友人のジャーナリストは足にケガを負い、私も一瞬ひるみましたが、突然その家から若い男が飛び出してきました。
「眼が、眼が見えない!」
そういいながら彼は急いで病院の方向を目指しました。
この光景を私は記録しながら、映画でも見ているような錯覚に陥りました。でもすぐに正気に戻りました。そして私はこれをドキュメンタリーの映画にしようと決意したのです。世界の人たちに伝えるために映画という方法は、きっと有効だと思うのです。
私が取ったその時の写真は、そんな映画の一コマになるでしょう。
モハマド・マンスール
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
支援を頂いた皆様、心より感謝しております。
現時点で20万円を超えました。それでもモハマッドの家は半分がなくなっており住めるような状況ではありません。引きつづき、ご支援をお願いする次第です。
頂きましたご支援はそのままの金額をWestern Union銀行経由で届けますので、ご安心下さい。
募金先
横浜銀行 海老名駅前支店(店番号813)~「海老名支店」と間違えないようにお願いします。
普通口座 6006490
海老名こころのクリニック 桑山紀彦
できましたらお名前のあとに「モハマドシエン」と追加していただけますでしょうか。
何とぞよろしくお願いいたします。
桑山紀彦