ようやく停戦が発効されました。
いったい何だったんだろうと思ってしまいます。ハマスもイスラエルも。そしてその両者の思惑の中で翻弄され、振り回され、あげくに命や家を失った人々はどうすればいいのでしょう。政治を司る人間がこんなふうでは何にも頼れません。
だからこそ思うのです。一人一人の人間のつながりと思いやりが最後の救いであると。
さてモハマッドからのレポートです。
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パレスチナの人々を支え、私たちの家を再建するために気持ちを向けてくださっているすべてみなさんに感謝します。昨日の空爆は非常に激しく、特にガザ地区の東と中央で止まらなかった無差別な砲弾は最悪でした。
私は戦争の初日から同僚と報道に取り組んできましたが、オフィスを含む多くの機器が失われました。私は、民間人に対する暴力の事実を世界に伝えようと思っています。ジャーナリズムは、世界のすべての地域で民間人を暴力から解放し、平和を求め、暴力の根源を食い止める力を持っていると信じています。
昨日、私はラファの中心にある家の爆撃を撮影しました。そして同時に私は、「エルアマル社会復帰協会」と共にボランティアとして緊急食糧援助の小包を避難所の学校に配布しました。空爆や砲弾の影響を受けた人々のためにできることをこれからも継続していきます。
いつか日本に行きたいです。そしてパレスチナで起きていることの事実を直接日本の皆さんに伝いたい。「人権」という当たり前のことなのに、無視され、傷つけられてしまいがちな「命綱」を守るために、私はこれからも伝え続けます。
ムハンマド・マンスール
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まだまだモハマッドの家は再建まで長い道のりです。引きつづき、ご支援をお願いする次第です。
頂きましたご支援はそのままの金額をWestern Union銀行経由で届けますので、ご安心下さい。
募金先
横浜銀行 海老名駅前支店(店番号813)~「海老名支店」と間違えないようにお願いします。
普通口座 6006490
海老名こころのクリニック 桑山紀彦
できましたらお名前のあとに「モハマドシエン」と追加していただけますでしょうか。
何とぞよろしくお願いいたします。
桑山紀彦