怒りと涙が止まらない

ミャンマーがどうなっていくのか。

選挙の結果が気にくわないという理由で理不尽な行動に出るのは、どこかの去って行った愚かな大統領だけではなく、このミャンマーにもたくさんいたということ。そしていつも苦しむのは普通の生活をしようとする心優しき人々。

 

ミャンマー、北部シャン州のパオ族の村「ミャッセミャー」村の子どもたちへの教育支援は今も続けていますが、昨年は新型コロナ禍で学校がなかなか始まらず大変な思いをしてきたのに、ここに至って自分たちの利権のために暴力で国を乗っ取ろうとする人々が出てきました。

いつも活動の支援を共にしてきたタンナインさんがデモの様子を送ってきてくれました。

新型コロナ禍がなければもっと自由に動けるのに、そんな不自由さを突いてきたこの軍事クーデター。正直スーチーさんも脇が甘かったのかも知れません。

でもこの2021年という時代になっても、気にくわないから暴力で人々を抑えようとする人がいると言うことを、人類として恥ずかしく思います。

自分たちができることは、タンナインさんやイェイェさん、そして支援してきた子どもたちに、

「日本からいつも見守っている、あなたたちは孤立していない」

ということを伝えるために何ができるか、だと思います。

 

桑山紀彦

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