こんな時だからこそやる、という先生たちの言葉

15年目の福岡県人権同和教育研究協議会は、新型コロナ禍第3波のまっただ中でしたが、必要にして十分な感染対策をして、ついに今年も12月25日に公演できました。これで初年度だけ夏だったので14年間の12月25日はずっと福岡で歌っていました。

今日は「南スーダン難民篇」「新東ティモール篇」「キリバス篇」そして、「新コロ君と人類」篇で公演させて頂きましたが、教育現場にいらっしゃる先生たちにどんなふうに伝わるか少々不安でしたが、最後に挨拶に立って頂いた深堀先生(小学校教諭)がおっしゃいました。

「新型コロナ禍のために、いつの間にか世界が小さくなっているように思い込んでいた自分…。

心が冷え切って、いつも何かにおびえていたような自分…。

でも今日の公演に触れることで、実は世界が本当に広くてチカラに満ちていることや、自分の心がちゃんと暖まる力を持っていたことに気付くことができました。こんな時期だからこそ、この公演ができて良かったし、やる意味がやはりあったと確信できました。」

勇気の要る判断だったとは思いますが、こんな時期だからこそやる意味があると話し合って前に進まれたことに感謝しています。

来年はきっともっと気を遣わないでゆったりと公演をご覧頂けることを願っています。

福岡の先生方、本当にありがとうございました。

桑山紀彦

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