今日は石巻バスツアーでした。


閖上小・増田小・下増田小学校の2~4年生までの子どもたち合計27名と大型バスで石巻~東松島~宮戸島をめぐりました。
今日は1人1台デジカメを貸し出し、自由に写真を撮ってもらいました。
そうすることで、本当はあまり見たくないものも、カメラのファインダー越しに見ることで、向き合うことができるものもあるのです。
これは無理に見せるものではなく、「みんなと一緒だったら見れる」という感覚と似たように、ファインダーを通すことで一歩踏み出すことができるのです。
行きの車内から簡単なカメラ講座を行い、カメラを手にした子どもたちはさっそく撮り始めます。
小学生カメラマン27名。
今日来れなかったお友達や家族に自分が見て来たものを教えてあげよう!
午前中は石巻市教育委員会の青山先生(あおちゃん)に案内していただき石巻をめぐりました。
車内から仮設住宅、工業団地をめぐり、そして門脇小学校に降り立ちました。
門脇学校は震災による火災の被害もあり、焼け焦げた痛々しい姿です。
子どもたちの反応はどうかなと見ていましたが、抵抗なく降り立つことができました。
子どもたちは写真を撮りながらもちゃんと目の前の光景に向き合っていたと思います。
渡波地区にある「ワタママ食堂」の手作り弁当をおいしくいただき、午後は宮戸島にある宮戸小学校の子どもたちとの交流会です。宮戸小学校も津波で被災した学校です。
今日は日曜日にも関わらず、3名の先生と14名の児童の皆さん、保護者の皆さんが集まってくださいました。
お互いの自己紹介や簡単なゲームをして一緒に楽しい時間を過ごしました。
時間が足りなすぎてもっと交流したかった子どもたち。ぜひ次回を企画して再会を果たしたいですね。
今日のバスツアーでまた一歩、子どもたちは前に進んだと思います。
また次のツアーでは、今回参加出来なかった子も一緒に行けるといいなと思います。
今日は1日中カメラを持ち、「300枚も撮った!」という子もいました。
きっと自宅に帰り、嬉しそうに家族に見せていることと思います。
その写真をみんなで共有するワークショップは明日からのスカイルーム1週間です。
みんなが撮った写真を見るのが楽しみです。
石巻ツアーに関わった皆さん、お疲れ様でした。意味のあるツアーになった事でしょう。 これからの子供達の前進の力になることと思います。
スタッフの皆さんのお力で実現したバスツアー、お疲れ様でした。
子ども達は同じような体験をした小学生に会ってどのように感じたのでしょう?
写真のワークショップが楽しみですね。
スカイルームのお子さんたちの、元気一杯の声が聞こえてきそうです。
宮戸小学校の皆さんとの楽しい時間はあっという間だったのでしょうね。
私が子供だった数十年前ですが、塩釜からの市営汽船は宮戸までの航路でした。とても近かった宮戸島でした。
名取の子供達が宮戸まで出掛けてくれたこと、とてもうれしくなりました。
全国の皆さんよろしかったら、松島湾に浮かぶ浦戸諸島にもお出で下さい。本当に何も無くなってしまいましたが、おいしい空気と打ち寄せる波の波動に身を置いてみませんか。
この場で宣伝してごめんなさい。
宮城は未だ地震は多いです。でも1年経ち揺れにも体が慣れて、夜中の地震は気づきますがすぐに眠れるほど逞しくなれました。
まだ元気が出せない人も少なくはないと思いますが、過疎化の進む地域の人には会話は大切なことです。挨拶だけでもよいから、人との関わりが必要と切実に思います。
充実した実りあるツアーになりましたね。
ジオラマに続いてすかいるーむの子供達の写真展開催したりして。
スカイルームの子どもたちの屈託のない笑顔と人懐っこい姿を見ていると,桑山さん,ケンケン,リンリン,悠子さんのこれまでの心のケアが順調にいっているのだと専門家でない自分ですが感じました。
たった4時間のふれあいでしたが,とても楽しく,「もっとこの時間が続けばいいのになぁ」とバスを見送る時に思いました。
また石巻に来てもらいたいなぁと思うし,今度は私が名取に遊びに行きたいとも感じました。
あの膨大な写真の中からベストショットを見せてもらえればうれしいですね。
青ちゃん先生より