今日は静岡県御殿場市のステージでした。
御殿場市市民交流センターが毎年呼んでくださっている定期公演で、今年は「ステージ4」です。
江里ちゃんが一緒に行くことになりました。
もちろん今日も「震災篇」があります。前回大阪の「ワンワールドフェスティバル」に同行した江里ちゃんはたくさん涙を流しながらも、ちゃんと最後までついてきてくれました。
辛い話が多い震災篇ではありますが、江里ちゃんなりに越えて行こうとしてくれています。
今日はセンターに着くなりスタッフの鈴木さんが、
「江里ちゃん!」
と声をかけます。そして取り出したのはあの「江里ねこ」だったのです。
ここにも江里ちゃんの猫を受け取り、それを大切に持って下さっている人がいました。こんなふうにつくった人と受け止めて下さった人が出逢うなんて機会は滅多にありません。それだけで感動でした。
こうして人はつながっていくんですね。
ステージの最中は江里ちゃんなりに辛いところもたくさんあったようですが、それでも最後までちゃんとそこに座し、交流会にも参加してくれました。すると途中で明ちゃんが呼びに来て、江里ちゃんはでていきました。
そして僕も帰ろうとしたとき、江里ちゃんが大きく叫びました。
「富士山がくっきり見えたの!」
びっくりでした。御殿場に着いたときにはすそ野まで雲におおわれていた富士山が、午後の4時にすっかり雲を取り払い、その雄大な姿を江里ちゃんに見せてくれたのです。
これには驚き。まさに江里ちゃんのために晴れてくれたかのような富士山の奇跡。
そこで江里ちゃんに伝えました。
「天国のお父さんが頑張って、晴れにして、富士山見せてくれたんだね。」
こうして亡き人との関わりを心の中に自ら構築していくことが大切だと思いました。
そして今閖上界隈で語られているもう一つの「奇跡」。それは今年の3月11日の慰霊碑除幕式の日。絶対に雪か雨と予報されていたのに、なんと2時30分になったら急速に空が晴れ渡り、空にぽっかりと青空が広がったのです。
この時はさすがに心の底から思いました。
「天に昇った14人の子どもたちが、その魂の力で雲を取り払い、空から、お父さんお母さんのすることをちゃんと見ていてくれてるんだ。」
そう素直に信じられる「奇跡」が起きていたのです。
それは今閖上の人々の中に少しずつ語られるようになってきます。
「慰霊碑除幕式の奇跡」
それは、これから僕たちを大きく励ましていくことでしょう。
さて、いよいよ日曜日はスカイルームの子どもたちと石巻バスツアーです。
晴れてくれ~~!
桑山紀彦
江里ちゃんが、見守られている被災者から、徐々に復興の活動に進んでいるように見えます。
江里ちゃん、富士山が見えて良かったですね。(^^)
御殿場でも素敵な出会いがあってうれしいですね。
今日の夕暮れは富士山のシルエットと素敵な色合の空に見とれていました。
明日はいよいよ石巻バスツアーですね。晴れますように。
東京は朝から快晴です。東北地方は午後雪マークがある?
快晴なら嬉しいけど湿った天気でも子供達が楽しくて前進出来ればOK! 今日は今年度最後のステージですか?終わり良ければ全てよし!
良いステージになりますように。
江里さん、美しい富士山が見られて良かったですね!少しずつ元気になっている様子が伝わってきてうれしく思っています。しかし、富士山って本当に神々しい姿ですね。
江里ちゃん 富士山に出会えて良かったですね!
年に何回か 東京の娘に会いに行く途中 富士山の見えるスポットに近づくとドアの所で 見るのですが、中々あんなに素晴らしい富士山には 出会えませんよ。
天国のお父さんが 見せてくれたのですね。
明日から 桑山さんは カンボジアですね。
気をつけて行って来てくださいね。