朝から閖上の撮影を行いました。
刻々と変わっていく閖上を記録することはとても重要です。
新型コロナ禍でなかなか人の動きがなかったけれど、9月に入り修学旅行の子どもたちもゆっくり戻ってきています。月曜日には松崎江里子さん(江里ちゃん)の語り部の会があります。
久しぶりにドローンを飛ばすとその街の変容に驚きます。だからこそ館長がいつも言っている、
「このかさ上げされた街の下には何が存在しているのか、それを理解することがとても大切だ。」
という言葉の意味が見えてきます。
開発によってニュータウンが出来たのではないのです。何が起きて今こうなっているのかを伝えたいかなければ人間の知恵と記憶は意味をなしません。
これからもちょくちょく閖上、戻ります。
桑山紀彦