宣言解除?大丈夫か?

今日、海老名市で一人、陽性の人が出ました。70歳代の男性とのことですが、軽症だと言います。ここに暮らしているとまだまだ新型コロナは「すぐそこにある」存在のように思えてきます。

本当にこんな状態で宣言を解除して大丈夫なのか?と思っています。危ないと思えてきます。他の国に学ぶとしたら、ドイツのようにPCR検査が街の主治医に元でも行ってもらえるようになっていることが重要だと思うけれど、現状において首都圏は、

「この解除に向かう雰囲気の中で、今さら「感染したかも」なんて恐くてとても言えない。」

「今感染したら、解除に向かおうとしている流れの中で、どれだけ非難されるか分からない。」

という雰囲気が強く残っており、感染していても言い出せなくて潜在化している可能性の方を強く感じます。

海老名は医師会が中心となり、ドライブスルーPCR検査を実施し、それを周辺市町に拡げひいてはどの街にいても、海老名市に拠点のあるクリニックで診た患者さんなら受け入れるというものすごく積極的なPCR検査態勢を引いている珍しい街ですが、それが故に今日も一人見つけることができたのだと思います。

感染しているかも知れないけれど、言い出せなくて結果が「ゼロ」なのと、PCR検査をしてその結果が「ゼロ」なのでは全く意味が違うと思うのです。今の首都圏の感染者数は「言い出せなくて・・・」の数であるように思えてなりません。

すると潜在的な感染は残っているわけで、それが顕在化するのは宣言解除から1週間後ではないか、と思います。

どうかこの推論が外れていますように・・・。

桑山紀彦

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