月曜日はJICA駒ヶ根訓練所、2019年2次隊の定期公演でした。2001年から続いているので今年で18年目。今回は新しくOpeningにしようとしている「国境を越えて」と新しい映像で思い切って始めて見ました。これは和音ちゃんの結婚式の時に披露したものをそのまま使ってみたのですが、ドミニカの隊員だった和音ちゃんの勇姿であればマッチングもするだろうと思いました。
曲的には非常に好みの曲なので、歌いやすくて自分なりの納得はしました。
そしていよいよキリバス篇の初演となりました。新曲「風の澄む島」は猪狩さんの編曲でものすごく盛り上がりいい感じです。そして何よりこの辺の主人公、環境教育の工藤成美さんにこの公演を見せたかった!
この篇は今回の台風19号とも結びつけ、世界的な気象の変動に対して私たちがこの日本で何ができるかという問いかけの作品です。今後随時公演していくので、請うご期待!
そしてこの人ても嬉しかったのは、なんと「地球のステージを見て国際協力の道に進もうと思った」といって下さる人がなんと会場に3人もいたことです。
森の里小学校(神奈川県厚木市)の時に見た。
焼津中学校(静岡県焼津市)の時に見た。
二本松第3中学校(福島県二本松市)の時に見た。
こんなことがあるんですね。いや、これから増えてきたら嬉しいなあ、と思う。その中でも森の里小学校で見たという調(しらべ)さんは、考えてみれば小学生の時に見て、今立派な協力隊の候補生として目の前にいらっしゃるわけですから、本当にこれは嬉しいやら緊張するやら、「歳とったな~」と思うやら・・・。
でもこうして日本の国際協力の種まきに少しでも貢献できていることはとても嬉しいことです。もちろんこの「地球のステージ」をそれぞれの学校で呼んで下さった先生や保護者の皆様がいらっしゃったから公演ができたということも忘れてはなりません。
少しの緊張と大きな喜びの中で大雨の中、海老名に帰っていきました。
桑山紀彦