済美高等学校

先週金曜日は岐阜市内の済美(せいび)高等学校の公演でした。

ここにはあの翠(みす)先生がいらっしゃいます。大垣北高校の公演の時に出逢い、それ以降羽島高校、山県高校と校長先生を歴任される中ですべての年度で呼んでいただき、昨年はご自身の住まわれる本巣市での開催に火を付けてくださり、そして今年はついに現在務められているこの高校で呼んで下さいました。

済美高校は今もっとも注目の岐阜市内の私立高等学校です。高校の魅力化をかかげ、様々な取り組みをする中で学力を伸ばし、スポーツ系を伸張させ、高校として大きく発展している済美高等学校。その甲斐あって、公演でも皆さん非常に熱心な聴く姿勢を見せてくれて、最後の2年生生徒会長の涙ながらの感想には、びっくりしました。

「自分で経営のプロとなり、そのお金を持ってして途上国支援を夢見ている」

と。この若い時代にそんなことを考えながら高校時代を送っていること。そしてそんな真面目な姿を全校生徒が見守り、ともすれば冷やかしがちになるところをちゃんと真面目に聞いているところは特質すべきことと思いました。

同じ岐阜県には我が故郷高山市に、高山西高等学校という私立高校があります。我が直系の従兄弟、小林隆徳が副校長をしていますが、ここもまた高校「大」改革で大きな飛躍を遂げた私立高校でもあります。

私立高校の改革は一筋縄ではいきません。でもみんなで断行して行けば高校生はちゃんとそれに反応して変わっていきます。今、済美高校も飛躍の最中。また来年も呼んでいただけることを願いながら、校舎をあとにしました。

翠先生のようないくつになっても熱い先生がいる限り、日本の教育は大丈夫だと思いました。

桑山紀彦

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