今だから言えますが、実はこの4月に立憲民主党の幹部の方がいらっしゃり、この参議院選での出馬の依頼を受けました。
昨年の3月11日、「追悼の集い」でいつも司会をつとめていますがその場にいた枝野さん（立憲民主党代表）が桑山を認めて下さったのか、出馬の依頼となりました。しかもなんと宮城選挙区～一人区で…。
もちろん出馬などしたら「地球のステージ」公演なんて出来ないし、何より政治的、宗教的に独立していなければならないNPO法人の代表ですから余りに失うものが大きく、すぐにお断りしたのですが、こうして国会議員の出馬の依頼ってくるんだと思いびっくりしました。
それにしても出なくて良かった～。今回なんと自民党を破って勝利した石垣のり子さん。もしも桑山が出ていたら完全に負けていたことでしょう…。だって28年暮らした山形でもないし、今住んでいる神奈川でもないですからね。宮城で勝てるとは思えない。
政治は本来身近であるべきだけど、これまで1回も政治家になろうと思ったことはないし、これからもないだろうと思う。それほどこの職業には興味がないのだと改めて思いました。
昔山形で精神科医をしていた頃、新庄の病院では選挙になると心がわくわくしてお祭り騒ぎとなり落ち着かなくなる患者様がいらっしゃいました。ある意味のお祭りなのでしょう。何せ「まつりごと」と入力すれば「政」と変換しますので。
桑山紀彦