沼津商業高校

「私はこの高校が好きです。この高校選んで本当によかったです。」

微笑みながらそういう高校生を見ていると、本当にこの沼津商業高校が「居場所」になっているんだと感じました。

いろんな高校があり、いろんな高校生がいます。でもはっきりとそう言えることはとても幸せなことであり、そんな学校を整えている校長先生始め、多くの先生方の努力が分かりました。

最初から温かい雰囲気の中で始まったステージでしたが、良くあるように最初の拍手はまばら。でも、

「もう少し元気のある拍手がいいなあ」

といえば割れんばかりの拍手を送ってくれる。素直で優しい沼商の高校生たち。質疑応答にもさっと手があがり、深い質問をしてくる。

「あなたにとって、幸せとはなんですか?」

考える余裕が心の中にあるから出てくる質問。

静岡県の高校は久しぶりでしたが、本当に落ち着いた県だと思いました。

社有車ハスラーでも1時間15分ほどで着く沼津、清水町、長泉。これからも静岡の公演が増えていくことを願いました。

最後は高校の中の「食堂」で校長先生も一緒に昼食。この定食が380円とは!!

「卒業してもかえって来たくなる高校」

まさに沼商はそんな魅力にあふれた高校でした。

富士山も目の前に温かく見守ってくれていました。

桑山紀彦

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