御殿場の定期公演

11年続く御殿場での公演。最初はふじざくらという御殿場市の市民交流センターが主催となり、その後は静岡県ガールスカウト第33団、34団の皆さんが主催してくださり、11年も続いています。
 すごいと思うのは毎年お客さんの数が増えていることと、年代層が常に広範囲にわたっているということです。今年は特に中高生に焦点を当てて声がけしてくださったようですが、その甲斐あってその年代のみんなもたくさん集まってくれました。
 今日は5番の演目。「南スーダン難民篇」「スリランカ篇」「ブータン篇」とあまりなじみのない国を綴りましたが、ボランティアの意味を問い直す内容になり、ガールスカウトのみんなにも参考になったかなあ、と思いました。
 そしてこの3年間毎年恒例になっている、津波の語り部の時間。一昨年の江里ちゃんに続いて「閖上の記憶」から大川ゆかりさんが来て下さいました。今年のゆかりさんは「自分の命を自分で守ること」を強くかかげ、駿君への思いをそこに乗せていました。いつになく力強い訴えのゆかりさん。きっと駿君が見守ってくれていたのだと思います。
 
 打ち上げは「みのり」という御殿場市内のしゃれたお店に。ガールスカウトの皆さんとずいぶん近い距離で話すことができて良かったです。お金はかかるけれどまた来年もやろう!という気持ちをみんなで確認して海老名に戻ってきました。
 20時を過ぎるともう秦野中井の渋滞もなくなっていましたが、今日開通した新東名、伊勢崎JCTから海老名南JCTまでを走ってみました。たった数キロだったけれど、こうして新東名は全線開通に向けて延伸を広げています。
 変わりゆく社会。でも変わらない世界の愛情という価値観もかみしめながら、21時過ぎには海老名についていました。渋滞全くなし。
 また来年も御殿場へ!
 
桑山紀彦

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