島根県益田実行委員会

今日は10年目になる益田実行委員会の公演でした。

会場に着くとびっくりするほどに大学生が手伝っています。思わず別のイベントで集まっているのだと思いましたが、ネームプレートには「地球のステージ」…。確かにうちの公演のために来ている大学生です。

今回は山藤さんたちの発案と学生さんたちの自主的な動きで、国際協力に興味のあるサークルと強くつながりなんと、18名もの島根県立大学生が委員として参加していたのです。これだけでもう平均年齢はものすごく下がり、今までにない活気があります。

いつものように盛りだくさんの内容ですが、スムースに進行もはかどり、ふとみれば司会はそれまでの山藤千世子さんではなくこれまた若者が担当しています。お二人は益田東高校での公演の時、高校生で今は益田市内で働く社会人ですが、今回あえて実行委員となり司会をつとめてくれたのでした。

こうして長い公演年月のおかげで人々がつながり、多くの人間が関わる大きな実行委員会になっていました。でもいつものように桐田さん、細川さん、齋藤さん、佐々木さん、天津さん、大畑源ちゃん、青戸さん、最年少高校3年の栗栖の愛ちゃん…。みんな健在です。

今日はあえてフィリピン2を公演しましたが、それは山藤さんのアイディアで、フェアトレードなどに関わる際に気をつけることが盛り込まれているから。そして新しい紛争国南スーダン。

でも意外に好評だったのが「ゼロ戦と大地」でした。「平和」を訴えるものではありますが、「今の時代に夢が持てる幸せを確認しよう」

というメッセージはそのまま県大生に伝わり、多くの大学生がそれをちゃんと受け止めてくれていました。

丹野さんは出雲とはまた違う内容で、ちゃんと益田用に合わせて語ってくれています。本当に丹野さんの言葉には心を揺り動かす強い力があります。でもそれは哀しいだけの涙ではなく、県大生も言っていたけれど、

「しっかり生きなければ」

という気持ちを呼び覚ましてくれるすごいものでした。

懇親会はいつものように「法事」としての体裁を形づくり、まさに親戚一同がつどい、年に1度の出来事を報告し合うというほのぼのとした空気となりました。法事には欠かせない千世子さんのタイ料理「トム・カーガイ」も健在で、3杯も食べちゃいました!山藤さんたちの目指すもの、それは内面に拡がる世界。島根に咲く世界への希望。

帰りは広島空港まで移動しましたが島根ー広島の県境の191号線には圧雪。なんだか懐かしい思いになりました。約2時間で到着。

来年は12月7日(土)で益田公演、決定です!

桑山紀彦

島根県益田実行委員会」への1件のフィードバック

  1. 昨日参加させていただいた島根県立大学のものです。昨日は、貴重なご講演ありがとうございました。地球のステージは、つながりをもたせ、また人を
    変えさせることができる素晴らしいものなんだと実感しました。
    来年の講演も楽しみにしています。

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