岐阜県本巣市の翠先生とは、10年前の11月に大垣北高等学校で出逢いました。
初めての北高校の公演が終わったあと、余りに生徒さんが素晴らしいので校長先生にお願いしてクラス訪問をさせていただいた時に、「きっとまだ残って生徒さんを帰していないのは翠先生だろう」ということで行ってみたら案の定3年生と盛り上がっていたのが翠先生でした。
それ以来10年間で一体どれくらいの交流をしてきたことか。
東ティモールにも一緒に行ったし、津波で被災したあとは常に寄り添ってください、何度も何度も閖上に来て下さっています。来年1月にはついにご自身が里親になっている里子に会いに、ミャンマーを共に訪ねます。
そんな翠先生がつないで下さったのが、ご自身の住む本巣の公演でした。
川治教育長はまさにカリスマ教育長。多くのビジョンを持ちそれを実行に移すまさにパワフル教育長です。そんな川治教育長に認めてもらい今回の公演につながっていきました。今日は「人権講演会」と言うことで、内容をそれに振りましたが、お客様は年齢が比較的上でした。それでも、本巣の真正中学校でステージを見て、その後大垣北高校でも毎年ステージ公演を見て最終的に福井大学の医学部行った娘さんのお母さんが来てくれたりと、この岐阜県での公演もいろんな意味でつながりが強くなってきました。
今日は少々風邪気味でしたが、喉頭には異常なく、咽頭のみの風邪なので、声はバリバリに出て正直自分でも気持ちよかったです。
最後まで川治教育長、翠先生、市役所の皆さんに見送られて本巣をあとにしました。
社有車のハスラー(軽)で思い切って出かけてみた岐阜公演。全然飛ばさなくても4時間で海老名に帰り着きました。やっぱり新東名は近いな~。
12日は不破高校のステージでまた岐阜に戻ります。
最近の中部地方の公演の多さが故に、音響をお願いしているHi-Position(ハイポジション)さんは、11月、12月を指して「地球のステージ祭り」と呼んで下さっています。
我が故郷、岐阜。
熱い先生たちにまた勇気をもらいました。
明日は11年目の松戸市、「平和のつどい」です。
桑山紀彦