藤沢市立大鋸(だいぎり)小学校

昨日は藤沢市の大鋸(だいぎり)小学校の芸術鑑賞会でのステーでした。朝8時40分からと10時40分からの早朝2公演です。もうある意味早朝2公演、慣れました。

実はこの公演を呼んでくれたのは今野君。旧知の山形の仲間なのです。

山形大学で短い時期「多文化」に関する授業を持っていた時、今野君は山形大学の学生でした。その縁で「地球のステージ」の映像のバイトをすることとなり、いろんな学校を共にまわりました。その後写真の専門学校に行ったけれどその教育方針が合わず、教師の道を目指していきました。何年かの講師を経てついに神奈川県の採用試験に合格、7年前からは正式採用の小学校教師として働いています。奥様のなっちゃんは山形市の東沢の出身。今野君よりも先に神奈川県の小学校教師として働き始めていました。

やがて二人は結婚し、二人のお子さんを育てながら鎌倉に暮らして二人とも藤沢市内の小学校で教えています。そんな今野君が一念発起して呼んでくれたのがこの大鋸小学校のステージでした。感無量でした。

学生時代から知っている今野君。

心優しいが故に傷つきやすいところが心配だったけれど、しっかりと「先生」の顔になっていました。貫禄も度量も十分です。ステージ終わりのコメントも子どもたちを想う「先生」のものでした。今は小学校1年生のクラス担任ですが、子どもたちの反応の良さと、先生たちの温かい反応を受け止めて「やってよかった~!」と電話をくれました。

「地球のステージ」に一時関係してやがて自分の道を進んでいった多くの人たち。その人たちとこうしてお互い信じる道を進んだ先に再び出逢うことの幸せをかみしめさせてもらいました。

今、小豆島で自分の信じる道を進む上野美穂ちゃん。元々うちの専従スタッフでその後協力隊に行き、帰国後看護師になって働き、今小豆島で自然相手に奮闘する美穂ちゃん。是非、小豆島でも呼んでほしいなあ、と思いました。

近々今野君たちと食事でも、と思っています。そんな今野君の次の夢は、

「自分の子どもたちに”地球のステージ”を見せること。」

今3歳と5歳だそうで、長生きしないといけません。

桑山紀彦

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