エイズワークショップ

ガーナはエイズ、HIVの問題が深刻です。日本では性的交渉の末の難病というイメージが強いですが、アフリカでは風土病という色合いが強いために、一般的にみられる疾患とも言えると思います。しかし、治療は困難なので今ガーナは国を挙げてエイズ対策に乗り出しているのです。
 
そんな中、活躍するのが青年海外協力隊ですが、今回南口さんと一緒に中学生対象でワークショップを行いました。テーマは「あなたにとって大切なもの」すると子どもたちはどうしても「家」「携帯電話」のような「モノ」になります。そこで僕と南口さんが「友だち」や「心」のようなモノではないものに焦点を当てて絵を描くと、子どもたちは少しづつその意味がわかってきます。
 
「そっか、大切なものは、モノばかりではないのだ」と。
エイズはやはりこのガーナでもむちゃな性交渉によって罹患する場合が多いのも事実。だから「自分を大切にできるといいよね」ということが伝わるようなワークショップを打っていくことが大切です。
 
今回は「取材」という目的もありましたが、ちゃんと心理社会的ワークショップもやってきていますので、その報告、請うご期待!
 
8月26日(日)に仙台初演で会いましょう!
その日は、JICAの友成さん(今回の仕掛け人)も名古屋からやってきます。

エイズワークショップ」への5件のフィードバック

  1. お元気に帰国されましたね!ヨガッタ、ヨガッタ! アー、ひと安心。
    HIV/エイズについて、少々。
    2006年、1年間でHIVに感染した子どもたちの数は530,000人。そのほとんどが、誕生前後にお母さんからの感染です。HIVとともに生きている子ども、2,300,000人。
    青少年に届けられる唯一のワクチンは『知識』
    HIV/エイズで保護者を失った子ども、15,000,000人。
    私たちにもできることがあります、きっと!
    ガーナ篇への期待が高まります。
    日本にいる私たちでもできること、見つけられるはずです。
    8月の番外編、乞う ご期待!

  2. 無事帰国されて何よりです。
    ガーナ篇見たいなー。でもJICA版も見たい。
    まだまだ、3&4も見てないのに・・・
    全然追いつきません。
    北九州公演まであと、3週間。早く桑山さんにお会いしたいのと、準備が万全に整うか心配なのと複雑な心境です。
    とりあえず、今から出張で鹿児島に行ってきます。

  3. 委員長さん、大丈夫ですよ、焦らずいきましょう!北九州はなんて言ったってそののりと密度の濃さがポイントです。準備を万全にするよりも、そうしようとするその過程を楽しみませんか。お客さんの入りとか、いろいろと気になるとは思いますが、大丈夫、この自主企画を「やろう」と思って立ち上がった時点で、もう大成功なのですから!

  4. 「あなたにとって大切なものは何?」
    この質問、私がJICAの教員海外研修でフィジーを訪れた時に用意していて
    会う子ども会う子どもに聞いていたものです。
    確かに、答えは
    「シャツ」「水」「バス」などモノでした。
    このワークショップも興味深いですね。いいなぁ。
    瀬戸の方、もうすぐ動けるかな?って感じです。
    早く実現したいな、ステージin瀬戸。

  5. 富士市ではお世話になりました。まさか昨年の夏に初めてお目にかかったときから1年足らずで5回も公演を見させていただけるとは・・・それも親子で・・・感謝で一杯です。
    今日はまちづくりの勉強へと千葉の松戸で講演会に参加してきました。数学者の秋山先生のお話しでしたが、人として必要な時期に身につけるべき「徳」が身についていない日本の子どものことを憂いておられました。市民活動の中でも子どもたちの未来を創る仕事を中核に思っている私にとって、ステージ4でルールを学ぶことの大切さを伝えようとされていたことと重なりとても心に残りました。
    北九州の公演で1人でも多くの人に、それぞれの気づきの機会になるようにプロセスも大切にしつつがんばります。
    いよいよ、明日は九州に帰ります。また九州でお会いできますことを楽しみにしています。くれぐれも先生はじめ皆様のご無事をお祈りいたします。

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