神戸町、南平野小学校

今日はステージ3700回目の公演でした。

昔は年間250回くらいのペースだった時もあり、4年で1000回を数えることができてきましたが、現在は年間150回くらいのペースなので、1000回を経るには6~7年くらいかかります。それでもようやく3700回に至りました。4000回公演までにはあと300回、ちょうど2年くらいで達成できる可能性がありますが、それはまさに25周年記念と一緒くらいの日程になりそうです。

20周年記念も3000回記念公演も忙しさ故に「パス」だったので、4000回記念と25周年記念はなんとか全国の皆様と一緒に過ごしたいと思っています。

さて、そんな記念すべき公演は我が故郷、岐阜県での公演でした。

今日は神戸町(ごうどちょう)の南平野小学校でのステージ。最近は小学校のステージが増えていますがそれは国際理解というテーマや英語教育が小学校の中で重要視されてきている現れだと思います。でも、一口に「世界」「英語」と言ってもなかなかぴんとこないこともあるかと思います。そんな時に「地球のステージ」を呼んでいただけて、とても光栄に思います。

今回は教頭の後藤先生が「国際理解教育研究会」の東海ブロックで見て下さり、呼んでいただいたのですが、なんとその時後藤先生は小熊小学校にいらっしゃったのです。だから先週岐阜羽島の小熊小学校で公演させて頂きました。そしてこの春に後藤先生は転任となり、この南平野小学校にいらっしゃいました。そしてそのまま校長先生にお話し頂いて、今年の公演が可能になりました。つまり後藤先生が1年に2校呼んで下さったことになるのです。すごい離れ業。もうびっくり。こういう熱い先生に支えられて、「地球のステージ」は3700回も続けてこられたのだと思います。

そんな後藤先生の期待に応え、今日の子どもたちも素晴らしい聴きっぷりでした。挨拶、拍手、質問、我慢、感動…、全てにおいて本当に完璧なまでのまとまり感です。後ろを見れば60人を超える地域の皆さんが集まり、この学校がいかに地域に支えられているかよく分かりました。

まさに小学校の理想型を実現している南平野小学校。学年1クラスずつの小規模校かもしれませんがこうして人としての基本を身につけていくのだということを強く感じました。

季候もちょうどいい秋の日和の中で、帰り道は稲刈りあとのお米の香りが町全体を包む、本当に豊かな1日を過ごさせて頂きました。

またこの学校に「地球のステージ2」でかえってこられると良いように思いました。

今日はこれまでにない映像トラブルがありましたが、それを吹き飛ばすような子どもたちの素直さが光る、やりがいのある1日でした。

海老名から小田原に出て、そこから新幹線に乗り、岐阜羽島。帰りも同じルートで行くと混んでいる名古屋や新横浜を介さないルートが見えてきます。クルマでも近いけれど、小田原乗り換えを行えば心身両面で疲れない中部地方公演。

今日も納得の1日でした。

桑山紀彦

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