東ティモール2日目

北海道で震度7の地震…。もう二度と災害で人が亡くなる事態に出逢いたくないのに、こちら、東ティモールでもCNNがトップで報じ、NHK Worldは連日のニュースで流しています。「もう安全な場所はどこにもない」。そんな災害列島日本。「まさか自分のところに災害が来るとは思っていない」。そんなことがいかに間違いか、思い知らされるシーンばかりです。
 のどかで美しい北海道の大地を愛し、普通に生きてきた人たちが夜中の3時に地震で亡くなってしまう…。そんな世界に生きていることをどう「自分のこと」として捉えられるか、だと思いました。亡くなられた方へ、心から冥福を祈ります。
 さて今日は1日事務所でミーティングでした。

現在の事業内容を洗い出し、3年目のビジョンを練りました。エルメラ県における活動もJICAで3年、そして外務省のN連で今2年目の活動中です。佳世乃さんを得てアイダと共に展開する活動は明日訪れるSISCaをより活発にするためのもの。日々の活動の中に人々の健康を守る秘訣があると信じ、今日もみんなで動いています。

そしてその次のフェーズ3、つまり7年目からの3年間のプランも話し合えました。これからも是非続けたい東モールへの支援。細かいところの調査も始動の予定です。

さて、夕方久しぶりにゆっくりとディリの街をクルマで流しました。

幸い2年前にこの国の運転免許を取得したので安全運転にさえ気をつければ、どこへでも行けます。キリスト像への道は海辺ののどかな道です。夕方には家族連れや恋人同士が夕涼みにやってきます。そして何よりジョギングで走る人たちがこんなに増えたのかとびっくりしました。しかも東ティモール人がウェアに身を包みイヤホンと共に走っています。少しずつ豊かになっているんだろうなあ、と感じました。

新型のDJIドローン、うちにとっては4号機にあたるMavic Airの初飛行も良好でキリスト像の祈りを撮影させていただきました。

明日は山中へ。マヌサエ村のSISCa視察です。

桑山紀彦

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