8年目の松本実行委員会

今日はもう8回目になる松本の実行委員会公演でした。

河西さんご夫妻、パン屋を営む渡辺さん、そして社長の早田さんや元々駒ヶ根の協力隊訓練所に勤めていらっしゃった富永さんなど常連のメンバーに加え、協力隊OBの力も加わって良い感じで準備が始まりました。

今回は指向を変えて、渡辺さんの大きなパン屋さん「Sweet」の3階にある雰囲気の良いワークショップホールをお借りしてのステージでした。満杯でも50人ほどしか入れないスペースですが、そこでやることに意味があると思うのです。それはステージと観客席との間のギャップがほとんどなく、非常に近接した一体感の持てる環境で公演が展開できるからです。

少数の方々しか呼べませんが、でもあえてそれを選ぶことが今後の松本実行委員会の目指す方向性なのだと思います。期待通り満席となり、会場はとても良い雰囲気になりました。

今日は「松本8(エイト)」という名称で実質は2番だけれど、今一番新しい篇を組み合わせて公演しました。小さな未就学の子どもたちから年輩の皆様まであらゆる年齢層に支えられた非常に濃い雰囲気のステージとなりました。小さな子どもたちも一生懸命ついてきてくれました。

御殿場からは方壁さん、岐阜からは翠先生ご夫妻、飯島町からは「しぶちょ~」こと、宮澤さんが来てくれて仲間の力も得、準備も万全でした。今日はミニライブキット形式なので、優子ちゃんが音響と映像を一人でこなしましたが、全く違和感なく最後まで「プロ的な」音と共に公演も終わっていきました。

終了後の座談会は非常に真摯勝つ深い内容の議論が出来て見事でした。やはりステージのみで終了するのではなく、そのあとの振り返りがいかに大切か実感する想いでした。みんな体感としてこの夏の酷暑を「地球の危機」と捉えており、この暑さは地球がまずいことになってきている証しであるという認識で一致しました。だから何が出来るか、日々の中で出来ることから考えて行こう、という気持ちも一緒に共有できました。

全てが終了しても中央自動車道上りはなんと大月から八王子ジャンクションまで真っ赤っかの大渋滞です。今帰っても身動き取れないと思っていたら河西さんが、ご飯でも食べていきますか、というありがたいお言葉。なじみの中華屋さんに行ってまたまたみんなとたくさん話が出来ました。

なんと充実した1日だったか。

そして20時過ぎに出たけれど渋滞は全く解消しておらず25キロの渋滞。やっぱり日曜日の夕方~夜に首都圏に帰るのは大変だ~。仕方なく走り出したけれど、渋滞はひどくなる一方。仕方なく大月で降りて国道20号線、そのあと412号線を使ってなんとか海老名にたどり着いた時には23時15分でした。

改めて首都圏の異様なまでの人の集中具合を体感する想いでした。

明日は1日外来。でも火曜日は二本松訓練所、水曜日は日光市のステージと公演が続いていきます。酷暑、皆さんどう乗り切っていきますか…。

桑山紀彦

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