今日は京都府、舞鶴実行委員会のステージでした。もう9回目。今日は実に「ステージ8」という演目でした。
もちろん正式に8番という演目は現在ありませんが、次々新作が出てきているため、それを集めると8番になります。
舞鶴実行委員会の中心は橋本希久子さん。ほんとうにエネルギー豊かで見て見ぬ振りしない「きっこ」さんです。舞鶴の特長は、地元の高校生や医療専門学校の看護学生のみんなが単位の履修として関わってくること。だから若い力がそこにみなぎり、目指すものがはっきりしてきます。それは「未来の舞鶴と世界を担う若者を育てたい」という思いです。そのために多くの大人たちが協力して集まり今日の日を迎えています。
そして今日は閖上中学校遺族会から大川ゆかりさんが来て下さいました。昨年は丹野祐子さんでした。ゆかりさんの語りに多くの人が涙し、命の大切さ、親子の絆の強さを感じて帰って行かれました。
舞鶴を見下ろす五老の展望台に上ると見事な夕陽が舞鶴湾に沈んでいきます。
でも僕もゆかりさんも海をみると、
「ああ、あそこら辺は沈みそうだ」
「あの方向へ逃げると助かりそうだ」
ということばかり考えてしまいます。美しいけれど、突然牙をむく海。舞鶴に大津波が来ませんように。
そして今日も同級生、大江先生に会いました。
医師というともすれば変人たちの集まりの中で、やっぱり同級生には本音が言える、本音が聞ける。医者になってお互い32年目に入っていますが、死ぬまで現役で行こうと誓い合いました。
明日は舞鶴市内、白糸中学校のステージです。この経費もみんな希久子さんたち実行委員会が出しています。
恐るべし、舞鶴!!
桑山紀彦