今日は飛騨高山オールドカーの集い、10周年のイベントでしたが思いの外雨脚が早く、8時過ぎからは雨が降り始めました。
残念ながら雨の中280キロの道のりを走って海老名に帰ることを考えると、ほとんど集いには参加できない状況と判断し、9時前にクルマを持って西野さんに会いに行きました。
雨ではあっても飛騨、富山、松本、岐阜ナンバーの旧車が既に集まっていました。こうして趣味を持つことっていいなあと思うと同時に、旧い(ふるい)ものを大切にする人たちは、とっても接しやすく気持ちが温かくなる感じでした。
同じ車種の方とほんの少し情報交換させていただき、高山をあとにしました。
北アルプスを越える山の中は土砂降りで左右の窓の隙間から容赦なく雨が吹き込んで来ます。タオルをびしゃびしゃにしながら、それでも松本に抜けると小降りになっていました。
そこからはお袋がつくってくれた恒例焼きおにぎりを食べながら走り続け、海老名には3時間半で着きました。しかし着いた瞬間雨が降ってきました。ギリギリセーフ。
しかし雨が降ると走れないクルマって、何??
そう思いつつもまずは故郷に行けてお袋に会えたことが一番の収穫であったように思います。今日の焼きおにぎりが妙に美味しかったので電話でお袋にそう伝えると、
「そりゃあ嬉しいなぁ。でもテキトーにやっただけやで。」
といわれました。
母親がやることは適当であってもすごいものだと思う帰りの道すがら、でした。
ふと思えば今日は母の日。「母を感じる日」であったなあと思い幸せな気持ちになりました。
桑山紀彦
趣味のオールドカー、雨中のドライブ、親を大切に思う里帰り。
どれも大切なリフレッシュタイム~多忙な中、良い時間を作られましたね。