先ほど成田空港に帰国しました。
昨日、最後の滞在の日に在東ティモールの南大使にお目にかかりました。
前任地は国連の日本代表部でいらっしゃった南大使は熱心に私たちの活動を聴いて下さり、たくさんの意見交換が出来ました。こうして新しく着任された大使と懇談できるのも、外務省のN連案件を取っているメリットだと思います。それは、日本という国の国際貢献に私たちNGOもしっかりと協力し合いながら役割を果たせているところです。
外務省を通してODAとして拠出される私たちの活動資金は全て税金です。大切なお金である税金を使うにあたって私たち非政府系の人間が、政府の人々と話しながら事業を進めていくことには大きな意味があると思います。
和やかや雰囲気の中で終わった懇談の最後に以前制作した空撮中心の「Timor Days」を見ていただきました。南大使は、
「是非次回の渡航の時、政府の要人も呼んでこの空撮の東ティモールのビデオを紹介しよう!」
と言ってくださいました。
これまで撮りためてきた空撮映像が役に立ちます。さっそく大使館を出たあと明ちゃん、佳世乃さんと一緒に空撮に出かけました。ディリを見守るキリスト像を後ろから見る映像はやはりドローンでないと撮れません。
9月までに「Timor Days 3」を完成させ、大使館で視聴していただく準備をしようと思っています。佳世乃さんはすっかりドローン操縦にはまり、きっと買うに違いありません。
本当に東ティモールは美しい国です。
そして最後、ダンとお別れをしました。バイロピテ病院の空撮も行いましたが、大きな病院です。次にダンと会う時はどこでどんな形なのか分からないけれど、彼は強い意志で外来を継続しようとしています。見守ることしかできません。そして今年中にはダンを日本に呼び、見せたかった富士ヶ嶺の富士山を見せてあげたいと思っています。
桑山紀彦
病院の規模のが大きいのに驚きました。
長年の活動の成果を感じます。
Dr・ダンとの絆を大切にして下さい。