今年度初のステージ

今日は今年度初めてのステージでした。

毎年愛知県名古屋市の愛知淑徳大学における新入生対象の授業として行われている「地球のステージ」。盟友、ヴェトナム人のブイ・チ・トルン先生が呼んで下さっています。

今から二十数年前、あるイベントで知り合ったトルン先生は当時豊田市国際交流協会で働いていらっしゃいました。

サイゴン陥落直前に日本に留学、そのまま祖国へ帰れなくなってしまったトルン先生。そんなトルン先生なんと来年で来日50年を迎えます。18歳で国費留学生として日本にやってきて、ヴェトナムの政変のためにずっと日本にとどまったトルン先生。どんな思いの50年だったでしょう。

それにしても愛知淑徳大学は年々学生さんたちの質が向上しているのが肌で感じられます。まじめに勉強しようとする姿勢、考える意志、感じる心。いろんな面でぐんぐん変わっています。大学改革が成功しているのだと思います。

今年もとても素敵な学生さんたちでしたが、やはり今年も、

「私小学1年生の時に見ました!」

という女子学生が登場してくれました。岐阜大学附属小学校での公演です。もう12年前になりますが彼女は旧ユーゴスラビア篇のぼろぼろになった少年のくつを覚えていてくれました。そして12年の時を経てこうしてまた出逢えます。こんな時が「続けてきて良かった」と思う瞬間です。

ちなみにこの時期はステージが一番少なく、今回は東ティモールも間にあって3週間歌っていなかったのですが、前もってカラオケに通うという作戦が成功して、久しぶりに歌ったり語ったのに全然声がつぶれませんでした。作戦大成功!

これからもちょっと間が空く時はカラオケに行こうと思っています。

いい感じで年度の初ステージを終えることが出来ました。・

トルン先生、また来年!

桑山紀彦

今年度初のステージ」への1件のフィードバック

  1. 東ティモールからおかえりなさい。そして、愛知淑徳大学褒めて頂けてOGとして嬉しく思います❣️大学が続いている訳がわかりました。納得です。是非中学高校にも見せたい❣️広めていけるよう同窓会などに広報頑張ります! 4/29は宿がとれず行かれませんが総会は参加します!色々報告がきけることでしょうね。どうぞ、御身体大切に!

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