映画「風の丘」〜快晴の富士山の朝陽〜撮影終了!

今日は朝4時15分に起きて、みんなで映画のクライマックスシーンの撮影でした。

この新作映画「風の丘」は2004年に上九一色中学校の「地球のステージ」で出逢った渡辺康さん、勢津子さん、そして娘の野(のはら)、空(そら)の4人家族とのつながりの中で発想を得たものでした。

当初外来に集う不登校状態にある中学生のみんなと制作する予定でしたが、諸般の事情で今回は今一緒に組んでいるMPJというNPO法人のウガンダ駐在スタッフ、片野田さんを主人公に行うことになりました。

日本で制作した映画は大学時代の制作もの(非公開)のあとは、まさに津波のあとを描いた映画「ふしぎな石~閖上の海」のみですが、今回はあえて日本の会社社会に悩む青年(片野田さん)が、富士のふもとで不思議な暮らしをしているやっさん(渡辺康さん)に出逢って、いろんなことを学んでいくという筋書きです。

今日の朝一で撮影するラストシーンは見事なまでの快晴の富士に支えられて、とてもすごいものになりました。さすが、晴れ女明ちゃんのおかげです。

今回は主演が片野田義人さん(MPJウガンダスタッフ)、共演が赤木智子さん(ヒッチハイクで乗せる役)、渡辺康、勢津子さん(受け入れる親戚の役)。

そして監督、第一カメラが桑山、第二カメラが石橋優子(優子ちゃん)、助監督(カチンコ)がこの3月から着任のガザ担当、浅田絵美さん、音声が今年武蔵美に合格した若者、増田敦輝君、スチル・広報が後藤明子(明ちゃん)、スタイリストが名取事務所から武田絵莉香さんという超豪華キャストでお送りしました。

これから編集に入りますので、公開は4月中旬になるかと思います。

これは7月に撮影予定の映画「ふしぎな石~ラマラの大地」という、ヨルダン川西岸を舞台にした「ふしぎな石三部作」の〆となる映画の前哨戦です。

でも康さんが作り出したふしぎな空間、「風の丘」を世に知っていただく絶好の機会だと思っています。

請うご期待!

桑山 紀彦

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