今日は心理社会的ケア・セミナー2日目。
MPJのメンバーと共にすすめるこのセミナーは実にエキサイティングに、エモーショナルに進んで行っています。
今日は2日目粘土細工の「忘れられないあの日」の彩色。そしてはりがねの人生。最後はジオラマ制作でした。今回はみんなで決めた「自給自足の街」。さすがSDG’sの広報を誇るMPJ。いい感じのテーマで制作が進んでいきます。
こうしてみっちり心理社会的ケアのセミナーをやると、このモデルが実に世界に通用するものであることを感じました。それはトラウマを抱えている人は、それに向き合うことで実はトラウマを受ける以上の力を得ることができるという事。
それは人間の内面にある「力」を引き出すという点において、「モノの投入」ではないからです。多くのモノを投入しても効果が得られない国際協力ではなく、少ない投入で一人一人の心の中に大きな変化を呼び起こす。それこそ国際協力の現場に求められている方向性ではないでしょうか。
金曜日、いよいよジオラマの完成と音楽ワークショップ、映画ワークショップへつながっていきます。
桑山紀彦