今日は心理社会的ケアのセミナーを開催しました。
この5月からウガンダにおいて南スーダン難民の心のケアをするMPJ（Millenium Promise Japan）から代表のりえ子理事長、磯部さん、片野田さん、山下さんが参加されて、MPJに特化した心理社会的ケアのフルスペック講座です。
火曜日、水曜日、金曜の3日間をフルに使ってケアの全てを学んで頂くものです。
このケアモデルに興味のあるSVA（曹洞宗ボランティア会）の方も途中2名ほど見学に来られてこの分野の人気が高いことを強く感じました。
今日は座学として「トラウマとは？」「ＰＴＳＤ発症のメカニズム」に午前中をかけ、午後からは「写真言語法」「描画法」を行い、何と「粘土細工」までいくことが出来ました。タイトルは「忘れられないあの日」。4人が4人の記憶と感情をたぐり寄せて、制作に入りました。
明日はその彩色。「はりがねの人生」。そしてジオラマ制作に入ります。
涙と笑い、疑問と理解に揺さぶられながらこの手法を学ぶセミナーが続いていきます。
日本の国際協力の中に「心理社会的ケア」が発展していきますように。
桑山紀彦