また、タハニに会いに行きました。
タハニは「地球のステージ2」の「パレスチナ篇後編~海を見に行った少女たち」の主人公です。当時13歳だったタハニは、海が日本とつながっていることを「自由」と呼びました。
そんなタハニは2009年に18歳で第一子を出産しました。実に空爆直後のことです。臨月で空爆に耐えていました。
そして今回2月8日に第2子を出産しました。母子ともに元気です。
生後4日目くらいの赤ちゃんをだっこするタハニです。
いつものようにタハニのお母さんはそのでっかい身体と口を開けて僕たちを大歓迎してくれました。本当にタハニのお母さんは人なつっこく、遠慮なく僕に話しかけてくれるのです。
ヘジャブをかぶっていると何となく「抑圧されている」みたいに見えてしまうイスラムの女性たちですが、家の中は完全に女性の支配下です。男たちはいつの間にかせっせと働かされて、家を支えていくのです。
大きな決めことも、いつの間にか女性に聴かないと話が進まないようになっているのです。男たちはそうやっていつの間にか役割分担ができていることに気付いてほっとするのでしょうね。
タハニ一族は一体何人いるのかわからない位たくさんなので、いつのまにかものすごい人だかりになります。そしてみんなの興味はいつも、
「日本ってどんな国?」
「日本人はどんな暮らしをしているの?」
「日本人って何を食べているの?」
もう質問が止まりません。次回7月はビデオ「ニッポンの四季と人々の暮らし」か何かつくって上映会をやろうと思っています。
もちろんタハニも、
「私はいつ日本に行けるかなあ~」
と言っています。
みんなに、日々の幸せがいつもありますように。
桑山紀彦
タハニさん、二人目のお子さん、ご出産おめでとうございます!母子ともに健康そうで何よりです。
ガザの地でも命が紡がれていることを実感します。命は希望ですね!
ブログで地球の「今」を伝えてくださって感謝します。これからもよろしくお願いします。
お帰りなさい。10日間の研修からわたしも戻ったところです。ニーメルとタハニさんの写真と記事で心がとても温かくなりました。ブログを見ているわたしも何かつよい「つながり」を感じることができました。ありがとうございました。桑山さんたちの活動は間違ってない、「真理」の核のような気がしました。健康に気をつけてご活躍を! ~お祈りのうちに~ 山しん