医者になった長瀬君

今日は台風が去る中、混乱中の首都圏電車網に見切りをつけてクルマで東名を走り始めたところで、山県高校校長、翠先生から電話が入り、

「今日はおそらく休校。ステージは延期」

という結果になりました。でも翠先生としても年明けになんとかできないか模索して下さるということで、期待をかけたいと思います。

結局岐阜県下の90%以上の学校が休校となりました。

飛騨高山の小中高等学校全てが休校になったとお袋からも連絡が来ました。出がけに毎日安全についてお祈りしているダルウィーッシュの遺影の前の線香立ての線香がなぜか1本落ちたので、「行かんでよろしかった」というサインだったかも知れません。

それでも午後には多少の乱れの残る首都圏電車網を使い、新横浜から名古屋に入ってレンタカーで岐阜県に入りました。台風が去ったあとの風景は全てのダストが空気中から取り除かれているので、ものすごく美しいものです。雲が作り出す造形もすごくて、実は台風が去ったあとの風景は絶好の撮影チャンスなのですが、今回は活かせませんでした。

なぜ岐阜県に立ち寄って入ったか。

それはどうしても今年医師になった長瀬大(まさる)くんに会いたかったからです。

小さい頃のたくさんの苦労をはねのけ、高山西高等学校(従兄の小林隆徳さんが副校長をしています)を優秀に卒業し、落ちたら就職という極限のプレッシャーの中で、見事現役で岐大医学部に合格。一緒に東ティモールにまで行きました。

そしてこの春見事医師となり今は美濃加茂の木沢記念病院で初期研修をしています。

忙しい時間の中外来に出てきてくれました。久しぶりの再会です。

元々小児科を目指していましたが、今はいろんな科をまわり、悩んでいる最中とのこと。それもまた良き事なり。

いつか国際協力も考えてほしいなあと思っています。

今は夜の名神を走りながら、今日中に京都府宇治市に入ります。明日は朝一で盟友、中江淳子先生の西小倉中学校です。楽しみです!

桑山紀彦

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