今日は2年目の八戸北高等学校でした。
進路指導という点で呼ばれているこの公演は、まさにキャリアアップを意識した公演内容にしていきます。
今日は2番、最近の定番であるミャンマーでは「学校で学ぶ意味」。東ティモールでは「生きる役割」を意識した内容になっています。
でも、親しい先生から、
「もう何回もみているからいいんじゃないの?」
という意見の先生が今年の公演に反対したと教えてくれました。高校では、特にそういったことがあり得るように思います。自分が呼びたい「講演」もあるのだと思います。
でもその親しい先生が反論してくれたそうです。
「それは”自分の視点”でしょう。”生徒の視点”に立ったら、ほとんどが初めての公演参加だ。自分が何度も見てもういいと思うのは、全く生徒の視点に欠けているんじゃないか?」
そして結論は「今年もやりましょう」となったとのこと。ありがたいことであると同時に、高校の先生の中にはそういった「何度もみている」「何度も呼んでいる」から、もういいんじゃないのという先生が実際に「いる」ということを意識して展開していかなければならないと思いました。
最後にわざわざ医学部を志望する3年生3人が質問に来てくれました。それもその「親しい先生」がわざわざ連れてきてくれたのです。
もしも来年呼ばれたら、ぜひ「質疑応答」ではなく「交流会」と言うことで、「もっとしっかり質問したい」生徒さんを集めて深めていきたいと思います。
八戸公演は羽田発の一番機で出かけ、最終便で戻るので実にたくさん時間があるのです。名取だったことは、新幹線移動だったので早く帰ろうと思うと、ついつい急いでしまっていましたが、いまでは実にゆったりと八戸に滞在しているので、今後はぜひ「交流会」を充実させていきたいと思います。
ぜひ来年も八戸北!呼んで下さい!
桑山紀彦
「何回も見ている」発言にはびっくりです!指導的立場にある人とは思えません。