ダルウィーッシュの息子たちと話しました。
あまりじょうずではない英語でしたが、気丈に頑張っているのがひしひしと伝わってきました。
二男のムンザの方が英語が廻るのですが、
「どうしたの?ケイ」
「うん、今エレズで止まっているんだ」
「こっちに来るの?」
「そのつもりだよ」
「危ないかもしれないよ」
「でも、いつもそうだから大丈夫だよ。ところでお父さんは?」
「わからないんだ、突然だったから」
「不安?」
「大丈夫、お父さんは強い人だから・・・」
「家族みんなは?」
「うん、みんなで励ましあっている」
一体ダルウィーッシュが何をしたというのでしょうか。そしてこの家族の苦悩はなぜにそこにあるのでしょうか・・・。
高校1年生のムンザ。一生懸命家族のことを語ってくれました。
一刻も早いダルウィーッシュの解放をみんなで望んでいることが、ひしひし伝わってきて、苦しかったです。
これからヨルダン川西岸のトバスというところに行って一晩過ごしてきます。
いつも一緒に仕事しているNICCO(日本国際民間協力会)の活動地です。今回もエレズの通過でいろいろとお世話になっている吉田さん(現地駐在)と会ってきます。
そしていつもガザが中心でしたが、西岸の「囲まれたパレスチナ人」はどうしているのか、ちゃんと見てきます。
今日、明日と休日にあたり、イスラエル軍も窓口を占めているのでエレズ通過の交渉はしようがありません。
一刻も惜しいので、調査調査です。
ガザと西岸の違いが分かると、ガザの応援の仕方もより一層見えてくるかもしれません。
トバスに行くにもチェックポイントを超えないといけないのですが、どんな「閉鎖状況」なのか後日報告させてください。
桑山紀彦
家族の苦しみを聴いてもらえた事はどれだけ救いになった事でしょう。
先生の苦しみも大きかったと思います。
先生、優子さん本当に御苦労さまです。
体調に気を付けて頑張って下さいね。
言葉でしか応援出来なくてごめんなさい。
でも応援しています。
辛い状況ですね でも 出来ることから 少しずつでも 頑張ってください。ただただ皆さんのご無事を祈るだけです。力ない自分が悲しいです