東ティモール、3、4日目

今日は活動地にいきました。
 雨期のハトリア郡は道がぬかって、とても大変でした。これからどんどん雨が降ると、本気で孤立してしまいそうなハトリア郡。
 だからこそ支援する意味があると実感しました。
 妊産婦保健に取り組んでいる私たちは、安心して出産できる環境つくりのために、日々活動しているのですが、ハトリア郡のタタ村ではマリアという、今回のプログラムに合格して村の助産師となった人物の活動と、現状をインタビューしました。
助産師マリア
住民助産師、マリア
 印象的だったのは、
 「自分は、本当はディリのような大きな街に行って仕事したい。でも、ここは自分の生まれた村。そこに暮らす人たちが自分のことを頼りにしてくれ始めている。だから私はこの村に残り、そこで出産だけではなく、人々の健康そのものを守る活動を続けたい」
 と語ってくれたことでした。
 妊娠、出産という出来事を軸に、人々の保健衛生の向上を目指したいというその思考は、まさに私たちが目指してきたものなので、とても嬉しかったですね。
 今後も、このものすごく行くのが困難な地域に関わり続けたいと思っています。
 30日は最終日ですが、午前中いっぱいバイロピテで診察して帰国します。
 1月9日からのガザ、入れるでしょうか・・・。
桑山紀彦

東ティモール、3、4日目」への2件のフィードバック

  1. 東ティモールでの活動、みなさんお疲れさま!
    ガザの死傷者は1500名とのこと。世界中が注目しているニュースだ。
    年末にあたり、1年を振り返ってみよう。
     
      1月 映画「ありがとうの物語」が完成
         試写会を山形・仙台・東京で開催。波乱の幕開け(?)
      2月 ステージ・全都道府県制覇の記念祝賀会を岐阜で開催
         全国から大勢集まりました。感動!
         ドクトル、車でスケーティング?上手な運転!
      4月 映画の劇場公開(山形・仙台・盛岡フォーラムにて)
         自主上映第1号・コープこうべ
         Dr.ナミカの東ティモール1年間の報告会(仙台)
      5月 年次総会、[ステージ5~果てなき地平線」初演(仙台)
         「ヒロシマ篇」感動作品&力作
         ルワンダとケニアを取材(JICA)
      7月 東ティモール母子保健事業開始(外務省資金協力)
         ご子様の通う学校でステージ、尊敬されるお父さん。
      8月 大阪自主企画公演(1000人)、手話で「応援歌」
      9月 初海外公演・カナダで2回実施
      10月 日比谷公園野外ステージ(JICA版)
      11月 1日2回公演が目立ちます
         ・・・声が出ないよ~・・・歌手の処方箋・回復
      12月 恒例になったスタディ・ツアー
         妊産婦保健事業の様子が知らされる
    今年も大勢の人たちに夢と希望をあたえました。。
    元気と勇気が湧いてくる「地球のステージ」。
    ドクトルKはじめスタッフのみなさん、全国の支援している人々に感謝。
    来る年の幸多からんことを祈念します。

  2. 以前、関根さんのブログでマリアの記事を見ました。
    続けてきた活動が少しずつ実を結んで行くのは嬉しい事ですね。
    今日、先程のニュースでは ガザ では死者315名うち一般の方51名と出ていました。悲しいことです。
    ガザに入る事は難しいのではないでしょうか・・・
    むしろ、止められるものなら行かないで欲しい・・・。
    ひとまず無事、帰国してください。日本にも待ってる人が沢山いますからね~。   お気をつけて。 

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