先日首都大学の学生さんたちが主催するステージがありました。前は都立大と呼ばれていましたが、名称が代わり、学生さんたちは新しいカテゴリーの中で勉強しています。
その主催者の一人が伊藤さんです。
彼女は小学生の時にお母さんに連れられて「地球のステージ」を見ました。
宮城県古川市(現在は大崎市)での出来事です。
その後中学生の時にまた「地球のステージ」を見ました。
そして、高校生の時に、再び担任の先生に誘われて「地球のステージ」を見ました。
こうして要所要所に「地球のステージ」があった伊藤さん、ついに大学生になった今「これを自分で呼びたい」と強く思うようになって、仲間を説得し、いよいよの開催になりました。
当日は、宮城県からお母さんも駆けつけてくれて、いよいよの始まりです。
伊藤さんとお母さん
伊藤さんは泣いていました。
「夢みたいだ、やっぱり願えば夢はかなうんだ」
小学校からずっと「地球のステージ」に触れてきて、いつかそれを自分が呼びたいと思った夢。実に12年越しの夢でした。
こんな大学生もいる日本は、素敵だと思いました。
不況の嵐が吹き荒れ、みんなが「守り」に入りがちな今だからこそ、勇気を出して夢を追いかける、だから人間ってすごい生きものだと思います。
就職のことを考えれば、それは不安になるでしょう。でも、それに足下をすくわれて、大切な「大学時代に出来ること」逸してはならない、そんな強い思いが、この首都大学の皆さんから伝わってきました。
そんな日本の大学生に幸多からんことを祈ります。
桑山紀彦
先生、お元気そうなお写真・・なによりです。
伊藤さん夢が叶って本当に良かったですね。
12年間もの間、感動を忘れず温めて来た事がまず、スゴイと思います。大切な人生の1ページになった事と思います。
お母さん、明るいピース!いいですねぇ。いいお顔です。