それぞれの人生

熊本の皆さん。

 2011年と立場逆に、こちらはテレビで皆さんの被災された状況を見ながら、何もできず悶悶とする時間が過ぎていきます。今はひたすら見守ることしかできませんが、必ず逆境をはねのける日が来ます。今は頑張るのではなく「踏ん張り」ましょう。
 来週火曜日から私たちは東ティモールに行かねばなりません。

 そんな中でも人生は続いていきます。昨日の夜、国際事業担当の絵梨さんが出産しました。男のお子さんで母子共に元気です。

 そして今日は桑島愛希子の送別、いや壮行会でした。

 実に震災支援を続けて3年8ヶ月。長く関わってくれた桑ちゃんも一旦、この地を離れます。
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 多くの人に愛されてきた桑ちゃん。今日の壮行会も最初応援団の発声に始まり、蒼々たる内容で進行していきました。全ての人が自分の人生を主人公として生きている。そんなことを強く感じるイベントとなりました。
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 5月の連休以降は長野県の安曇野でヨガを中心に活動を行う桑ちゃん。悔いのない人生を送ってほしいと思います。でも安曇野であれば海老名からも近いし、故郷飛騨高山に帰る途中の「道中」なので、これからもちょこちょこ逢えるかな~と思っています。松本実行委員会の皆さんのおかげで、桑ちゃんの次なる職場の人も「地球のステージ」を知っていてくださいました。

 そして「海老名こころのクリニック」の診察券は戸隠の深田さん(版画家)の作品だし、駒ヶ根には「地球のステージ駒ヶ根事務所」の看板があるし、松本には強力な実行委員会があるし。長野県であれば不安なく桑ちゃんを送り出せると思っています。

 本当に人のつながりこそが人生の支えであると強く感じています。
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だからそんな桑ちゃんには「さようなら」ではなく「またね!」で別れます。

桑山紀彦

それぞれの人生」への1件のフィードバック

  1. ブログを読んでいたらいきものがかりの風が吹いているが頭の中にきこえてきて、写真の皆さんそれぞれ自分の風を背後にたなびかせて歩いているんだなぁと感じました。地球のステージにはいつも良い風暖かい陽だまりの様な匂いの風が流れていますね。桑島さんにはあみーず作品購入などでお世話になりました。有り難うございました。新しい場所でのご活躍お祈りいたします。 日本列島の地下ふかくはどうなってしまつたのでしょうか。祈るしかないのがつらいです。

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