フジ虎ノ門病院

最近曇りの日が多く、今日の御殿場も富士山はすっぽりと霧の中に隠れ、「またおいで」と言われているようでした。

 今日は楽しみにしていたフジ虎ノ門病院グループでのステージです。
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 昨年3月の御殿場ガールスカウトの皆さんが主催して下さったステージに、御殿場市議会議長の髙橋さんがいらっしゃっていました。その髙橋さんが役員をされているのがこのフジ虎ノ門病院。理事長の土田先生は一代でこの巨大グループを築かれた名士でいらっしゃいます。でもとっても気さくで、このステージにしてもたった10日前に「よしやろう!」ということになりそのまま決定です。

 参議院議員もされていた土田先生。整形外科の専門病院を大きくされ、様々なケアシステムを展開されていますが、もともと虎ノ門病院の門下として働いていた医師が集って作られたものです。そのお一人が飛騨高山出身で9歳上の先輩。廣田先生。実に南小学校ー松倉中学校ー斐太高校と全て一緒です。高山でも有名なおうちの方でお袋もよく知っていました。

 そして整形外科病院の院長が小川裕。なんと山形大学医学部の同級生でした。世間は狭い。小川には会えませんでしたが膝の靱帯再形成術に優れた医師となり、エスパルズのチームドクターも勤めていました。すごい同級生だ~。

 そしてステージが始まりましたが、この巨大グループの総帥である土田先生は一番前で奥様と一緒に一生懸命聴いて下さいました。トップがこういった啓けたお気持ちでいることが、きっと職場の雰囲気を明るくさせているのでしょう。集う職員、スタッフはみな明るく前向きでした。とてもいい医療福祉機関だと思います。
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 つくづくこういった皆さんと出会うと、

「人には役割があるんだなあ」

 と思います。土田先生の役割、髙橋議長の役割、介護スタッフの役割、看護スタッフの役割、そして僕の役割。それは一つ一つに意味があり、大きい小さいに関係なくお互いが関連し合って一つの方向性となっていく。

 自分の役割をきちんと果たすことでこの社会はまわっていくのだと思いました。

 改めて、こういう出逢いと人のつながりが価値あるものだと実感する1日でした。

 今日は午前中~昼過ぎまで患者さん、そして夕方に出かけていってステージ公演。久しぶりに昔のように一生懸命自分の役割を果たせた、そんな1日だったと思います。

 明日は夕方に仙台公演。日曜の朝まで「名取な日々」です。

桑山紀彦

フジ虎ノ門病院」への3件のフィードバック

  1. 桑山先生 昨夜の講演有難うございました。 笑い、感動、涙ありの本当にすばらしい講演でした。
    私たち(主人と)もカンボジアを訪れたことがあり現地の子供たちの姿に涙したことがあります。日本の貧困の子供たちのことが問題になってますが及ばない貧しさでした。
    そんな感情を忘れかけていましたが先生の講演で再び原点に返って心洗われる思いがしました。
    音楽もとても良かったです。
    次の講演では是非孫も連れて聞かせて頂きたいです。 有難うございました。

  2. 病院が主催で会場が病院運営している特別養護老人ホームでの『地球のステージ1』良かったですねー。
    正確ではないと思いますが、数えてみましたら約280名、席は満席状態。「医療講演会」ということでしたので、医療従事者と介護従事者の方達がほとんどだったと思います。どちらの職種も人の命と人権を重んじる仕事だと思いますので、『地球のステージ』がピッタシだったではないでしょうか。
    私達は会場の後ろの方に座りましたが、老人ホーム入所者の方ではないかと思われる10人ぐらいの年配の男性女性が(一人車いす利用者の男性)がいました。
    私達は今までこれからの地球の為には、未来に可能性を秘めた若い人たちにと、思っていましたが、後ろにいた年配の方々が、ステージ海外篇のところでは身をのりだし目を輝かせてみていて、震災編のところでは涙を拭いている姿をみた時、このような施設で行われて良かったなぁー、と思いました。
    同時に、苦労して今までの社会を築きあげてきてくださった方々にも『地球のステージ』を、体感してもらいたいと感じました。
    関係者対象でありながら気持ちよく部外者を受け入れてくださった、病院関係者の皆さんに心から感謝いたします。

  3. 凄く濃密な繋がりのある病院が出来たのですね。
    他人事でうれしい気持ちで、つい微笑んでしまいました。
    海老名からの再スタートは上々のようですね・・・。

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